実際に就寝時に履いて寝ると……?

説明は理解できましたが、「足先が出ていると寒くない?」「逆にもこもこすぎて寝る時には暑くない?」など疑問に思うポイントもあるような……実際に履いて寝てみることにします。


「まるでこたつ靴下」と異なり、つま先部分が開いているので難しかったのは「どこで止めるか」。かかととくるぶし部分に温感刺激のポイントがあるので、ズレて履いてしまっては意味がありません。


試行錯誤した後に、かかと部分に合わせると良いと気づきました。ここにこの十字の縫い目が当たり暖まることで「失眠」のツボを刺激して、睡眠にいざなってくれるのだそう!


「まるでこたつ靴下」と同じポイントとしては、足首部分の「三陰交」というツボを温めてくれること。実際、履いた瞬間から足の甲あたりがじんわりと温かくなってきました。


そのまま布団に入りましたが、確かにつま先部分が開いているので蒸れることはなく、寒くはないし「足が冷えてる!」とツライことはないけれど、絶妙にひんやりもします。いつもより体感として早く眠気を感じ、そしてぐっすりと朝まで眠れました!

注意点としては、あくまで就寝時用であること。素材が摩擦に弱いこともあり、外出用としては適していません。さらに、「まるでこたつ靴下」同様に毛玉ができやすい素材なので、長く使ううちに毛玉が気になりそうだなという懸念はありましたが、就寝時用なのでそこまで気にはならないと思います。

すでにその実力に感動してしまった「まるでこたつ おやすみスイッチ」。寒さがより一層厳しくなるこれからの季節に手放せなくなりそうです!

文・撮影/松本果歩

※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です