メキシコは望んでいたような週末じゃなかった……ブラジルで”挽回”誓うローソン「好ペースをポイント獲得に繋げたい」

 RBのリアム・ローソンが、F1サンパウロGPに向けての意気込みを、チームのプレスリリースに語った。

 ローソンは先日行なわれたメキシコシティGPで、大いに注目を集める存在となった。決勝レースでレッドブルのセルジオ・ペレスと激しいバトルを演じただけでなく、接触してフロアとサイドポンツーンにダメージを負わせた。さらにその後、コース上で再び遭遇したペレスを抜く際に、中指を立てて挑発するという暴挙にも出た。

 またレース終盤には、ウイリアムズのフランコ・コラピントと接触するシーンもあった。

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコもこれに対しては苦言。「姉妹チーム同士なんだ。そんなことすべきじゃない」とコメントした。

 それから1週間。今週末には、舞台をブラジルのインテルラゴス・サーキットに移し、サンパウロGPを戦う。ローソンはメキシコでの週末は「望んでいたもの」ではなかったとして、挽回を誓った。

「先週末は望んでいたような週末ではなかった」

 ローソンはプレスリリースにそうコメントした。

「でもメキシコでのペースを今週末も発揮して、ポイント獲得に繋げられればと思っている」

「今週末はスプリントのフォーマットなので、たくさんレースすることになる。そして3連戦の最後だから、間違いなく厳しいだろうね」

「ブラジルは歴史あるコース……ずっと前からドライブしたいと持っていた。初めてドライブできるということに、興奮しているよ」