サックリふんわりとした外側の食感と、その中からとろ~り溶け出す温かいチョコレートが楽しめるスイーツ「フォンダンショコラ」を、自宅で簡単に再現できてしまうレシピを「まいのおやつ」さんが公開しています。

 「カントリーマアムで作る、小さなフォンダンショコラ風」と紹介されたレシピに使うのは、カントリーマアムとチョコレートのみ。2つの材料でいったいどれほどフォンダンショコラに近付けるのか、実際に作って確かめてみたいと思います。

【元の記事はこちら】

■ 材料2つ、チョコをはさんでレンジでチンするだけ

 冒頭で紹介した通り、調理に必要なのはチョコレートとカントリーマアムのみ。チョコの銘柄に指定はありませんでしたが、今回は投稿に倣って「明治ミルクチョコレート(26ブロック)」を用意しました。

【材料】1個あたり

・カントリーマアム(バニラ/ココア)……2枚

・チョコレート……1ブロック



 バニラとココアで3つずつ、計6個作ってみることにします。まずは耐熱皿にカントリーマアムを並べて、その上にチョコレートを乗せていきます。直径も同じくらいでよい感じ。



 次にこれを、カントリーマアムでサンドしていきます。なんだかマカロンみたいな見た目もかわいらしいです。





 すべてサンドしたら、これを電子レンジでチンします。ラップをかけずに、500Wで20秒加熱、そのあとさらに10秒加熱します。

 まいのおやつさんによると、一気に30秒加熱すると少し焦げたような味わいになる、とのことなので、ここはお好みで調整しても良いでしょう。



 温めが完了したら完成。自作しようとすると結構な手間がかかるフォンダンショコラが、「フォンダンショコラ風」とはいえ、ものの数分で完成しました。

 調理の手軽さも魅力ですが、さてお味のほうはいかに?早速食べてみたいと思います。





■ 味はばっちりフォンダンショコラ ココア味がとにかく濃厚!

 全体がチョコで包まれていない分、見た目こそフォンダンショコラの完全再現とはいきませんが、真ん中から割ると、溶けたチョコレートがとろりとこぼれます。この辺りはかなりフォンダンショコラっぽい。



 まずはバニラ味から食べてみると……サクとろっとした食感はまさしくフォンダンショコラそのもの。口の中で生地とチョコレートが混ざり合い、香り高い甘みが瞬時に広がります。これはおいしい……!

 が、実は本命はココア味のほうです。まいのおやつさんのレシピにも「ココア味がオススメ」とあり、楽しみにしていました。



 バニラ味と同様に真ん中から割ってみると……おおっ、生地の色も相まって、その見た目はまさしくフォンダンショコラ。気になるお味のほうは……一言で言うならば「濃厚」。

 ココアとチョコレートの甘みが相乗効果を生み、ひたすらに濃い濃い味わい。レシピにあるように、ホットミルクまたはコーヒーと一緒に食べれば、バランスが取れそう。この甘さは本家のフォンダンショコラ以上かもしれません。



 作り方はシンプルながら、まさしく「その発想はなかった」的アイデアのお手軽フォンダンショコラ風スイーツ。甘い物が好きな方はもちろんのこと、疲れているときに食べれば、元気になれそうなレシピでした。ごちそうさまでした。

<記事化協力>

まいのおやつさん(@mainooyatsu

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024103106.html