「仮面ライダーガヴの主演」ショウマ役の知念英和が序盤の見どころを語る!撮影現場がホームになったエピソードも『BEAMS特撮部』の画像一覧
本誌の人気長寿連載「BEAMS特撮部」。セレクトショップ「BEAMS」の特撮好きスタッフによって結成されたBEAMS特撮部が、毎回特撮に関わる様々な人・現場に取材を行っています。
今回は『仮面ライダーガヴ』にショウマ / 仮面ライダーガヴ 役で出演中の知念英和さんが登場!この1年の意気込みなどを聞きました。
撮影序盤から貴重な体験をさせてもらいました
久芳(BEAMS特撮部) 撮影で驚いたことは?
知念 カメラの台数が多かったりカット数が多かったり、すべてが勉強になりますが、特に驚いたのは爆破です。爆破のシーンを見学させていただいたとき、監督からは「花火みたいなものがあがるよ」と軽い感じで言われていたのですが、実際はすごい火柱と音でしたし、熱波もすごくて、本当に驚きました。しかも、スタッフさんが爆破を見ている僕を動画撮影していたんです。すごく情けない声で驚いていたので、してやられたと思いました(笑)。
久芳 驚きますよね(笑)。
知念 他にも大変な撮影がありました。パイロットの撮影で、海辺で意識を失っているシーンの撮影をしたのですが、その日がすごく寒い日だったんです。海に浸かって、洋服やあらゆるところから砂や海水が入ってくるなかで芝居を続けたのですが、序盤でそんな撮影を経験できたのは、自分にとってすごく意味のあることだったと思っています。
久芳 すごいですね。
知念 一時間近く、海に入っていましたが、カットかかるとすぐスタッフの皆さんがサポートしてくださったので、おかげさまで風邪をひくことなく乗り越えられました。撮影後にちょっとしたサプライズもしていただいて、本当に嬉しかったですし、そのときから、撮影現場がホームのようになったというか、自分の中で意識が変わったように感じます。
(広告の後にも続きます)
この1年は何でも挑戦してスキルアップしたいです
久芳 まだ観ていない方へ一・二話の見どころと、この一年間の豊富を!
知念 一・二話はショウマがメインの回で、ロードムービー的に話が進みます。異世界からきたショウマとこの世界で暮らす人とのおかしなやり取りや、異世界の人がお菓子を食べたらどんな反応をするのか、特にグミを食べたときに注目してほしいです。香村(純子)先生の脚本は人間ドラマもすごく熱くて、展開にうねりがあるので、三話以降も楽しみにしていただければと思います。この一年は、作品を通して役者としてスキルアップできたらと思います。敵役で塚本高史さんが出演するのですが、ずっと第一線で活躍されている方の芝居を見たいと思い、自分の撮影がない日も見学に行かせていただきました。芝居以外でも、色々なことに挑戦したいです。
久芳 素晴らしい! 最後に将来的な目標を教えてください。
知念 先輩方のように朝ドラや大河に出演できる役者になれたらと思います。そのために、まずは『仮面ライダーガヴ』を盛り上げて、完走することが今の一番の目標です。
知念英和さん
2005年生まれ、沖縄県出身、俳優。『仮面ライダーガヴ』のショウマ / 仮面ライダーガヴ 役でテレビドラマ初主演を果たす。