11月6日から11月10日にかけてイタリア・ロナート(サウスガルダカーティング)で開催されるWSKファイナルカップ・ラウンド1。EXGEL Motorsportはドライバーにクインティン・ルゥを起用してOKクラスに参戦すると発表した。
モータースポーツ製品の展開やカートシリーズへの協賛を行なってきたEXGELは、これまでもその年の優秀ドライバーにスカラシップを与え、欧州のメジャーレースに参戦させるという活動を行なってきた。
今年はEXGEL MAXチャンプのシニアクラスにおいて圧倒的な強さでタイトルを獲得したクインティン・ルゥが欧州メジャーレース参戦のチャンスを得た。
クインティン・ルゥは中国でカートを始め、現在は日本を拠点にレース活動を実施している14歳。EXGELの日米交換留学プログラムを通じてアメリカのUS TROPHY FINALで3位表彰台を獲得した他、ホンダ・レーシングスクール・鈴鹿(HRS)にも参加している。
ロナートで開催されるWSKファイナルカップ・ラウンド1には、ヨーロッパの有名ワークスチームを含むトップドライバーが多数参戦予定。日本でキャリアを築いてきたクインティン・ルゥは猛者が集まるこの1戦に飛び込むこととなる。
WSKの前にクインティン・ルゥはROTAX MAXグランドファイナルにも参戦。そこで得た経験を次に活かしたいとも語った。
「WSKシリーズに再び参戦できることを、とても嬉しく思います。このような機会を与えてくれたEXGEL Motorsportに感謝します」とクインティン・ルゥは言う。
「今回の参戦を通じて、自分のレースのスキルを向上させることと、大きな大会でのレースの組み立て方を磨いていきたいと思います」
「2024年10月、イタリアのサルノで開催されたROTAX MAXグランドファイナルに出場することができました。そこではレースウィークを通してとても良いペースがありましたが、レースの組み立てがうまくいきませんでした」
「WSKファイナルカップではその経験も活かし、もっと効率的にレースを組み立てられるように取り組みます。良い成績を残せるようにプッシュしベストを尽くしてきます」