【NOAH】AMAKUSAの“記憶”戻った!? 因縁タダスケ突破で「少しだけ思い出したことが…」

『SUNNY VOYAGE 2024』横浜ラジアントホール(2024年11月2日)
「N Innovation Tournament」1st ROUND ◯AMAKUSAvsタダスケ×

 GHCジュニア次期挑戦権を争う『N Innovation Tournament』1回戦で“因縁”のタダスケを撃破。すべて愚問と切り捨ててきた転生前(?)の記憶の一部を蘇らせつつ、2ヶ月ぶりの王座奪回へ好スタートを切った。

 かつてタダスケはAMAKUSAとよく似た覇王を“敗者追放マッチ”の末にNOAHから追放。とはいえAMAKUSAは、過去の記憶に関する問いかけをすべて“愚問”と切り捨て、「AMAKUSA=覇王」説を完全否定してきた。

 そんな“因縁”の二人がGHCジュニア次期挑戦権を争うトーナメントの一回戦で激突。タダスケが秒殺を狙うスリリングな展開となったものの、AMAKUSAも変幻自在にかく乱して決定打は許さない。

 それでもタダスケはエプロンサイドへのパワーボムや落差十分のヒザ上パワーボムで場内のどよめきを次々に誘って攻勢を強めると、終盤にはグッドルッキングドライバー(ダブルアーム式パイルドライバー)で3カウントを迫った。

 だが、AMAKUSAもキックアウト。ならばとスピニングトーホールドを狙ってきたタダスケを、下から足で巻き込んで巧みに丸め込むと、そのまま複雑に回転しながらの連鎖式丸め込みで鮮やかに3カウントを奪ってみせた。

 因縁の男を破ってトーナメント1回戦を突破。9月大阪で王者ダガに敗れて王座から陥落していたAMAKUSAは、リングサイドでニヤつきながら観戦していたダガと静かににらみ合い、2ヶ月ごしの雪辱&奪回へ静かに闘志を燃やした。

 そしてバックステージでは衝撃発言…。「少しだけ思い出したことがありまする。赤き衣をまといし金髪の男、ともに酌み交わす酒は実に愉快でござった」。覇王とタダスケはかつて赤揃えのユニット『金剛』に所属していた。いよいよ転生前(?)の記憶も戻りつつあるAMAKUSA。11・6後楽園大会のトーナメント準決勝では宮脇純太と激突する。

【AMAKUSAの話】「少しだけ思い出したことがありまする。赤き衣をまといし金髪の男、ともに酌み交わす酒は実に愉快でござった」