F1サンパウロGP、雨天延期の予選は決勝日朝に実施へ。決勝スタート時刻も前倒し

 豪雨のため延期となったF1サンパウロGPの予選は、現地時間の11月3日(日)朝7時30分(日本時間3日19時30分)から行なわれることになった。また、決勝のスタート時刻も12時30分(日本時間4日0時30分)に前倒しされることになった。

 F1サンパウロGPの予選は、現地時間の11月2日(土)15時00分からスタートする予定だった。しかし予選開始30分ほど前にサーキットに嵐が襲来。複数回にわたって開始時刻が遅延された結果、刻々と日没時刻が迫っていった。

 しかし天候の回復は叶わず、16時45分に予選の日曜日への延期が決定。その後、国際映像のインタビューに応じたF1のステファノ・ドメニカリCEOは、日曜日の朝に延期予定であることを示唆していた。

 その後各方面との調整が行なわれた結果、予選は現地の早朝、7時30分から実施されることが発表された。また決勝レースのスタート時刻も、当初予定されていた14時00分から、12時30分に前倒しされることになった。

「スチュワードと協議した結果、グランプリの開始時刻を現地12時30分に、予選を日曜日の朝7時30分に予定するという決定が下された」

 FIAはそう声明を発表した。

「これにより、ファンのみなさんがレースの1日を楽しめる可能性が最大限に高まる。FIAとF1は、この時間変更は必須であり、全ての熱狂的なファンのためにも正しいことだと考えている」

「ファン、ドライバー、チーム、マーシャル、サーキットスタッフ、メディアを含む全ての方々の本日の忍耐に感謝し、日曜日に皆様にエキサイティングなイベントをお届けしたいと考えている」

 なお予選が行われなかった場合には、レギュレーションによればフリー走行1回目の順位が、決勝レースのスターティンググリッド順として採用されると、レギュレーションでは規定されている。