主演ギャラが大きく跳ね上がり、今後の上昇も期待できる2人が、芦田愛菜趣里だ。

「芦田に関しては20歳になったことが大きい。出演作に恋愛要素が解禁されれば、ギャラは一気に跳ね上がるでしょう。今の事務所は子役事務所でそのあたりのドラマ出演のノウハウが乏しいので、近いうちに大手に業務委託したり移籍の動きがあるかもしれません。そうなれば、さらにギャラ上乗せもありうる」(平田氏)

 一方の趣里はNHK朝ドラ「ブギウギ」主演で認知度、業界内評価共に急上昇したのはご存じの通り。

「現在、朝ドラ後初の主演連ドラ『モンスター』(フジテレビ系)が放送されていますが、視聴率以上に演技力の幅の広さを業界中が絶賛しています。下積みが長かったので仕事が来れば引き受けるでしょうし、制作側にとってもかなり使いたくなる女優。それは先頃『虎に翼』が終了した伊藤沙莉も同様です。ギャラが高騰しきっていない今がチャンスと言えるでしょう」(代理店関係者)

 そんな〝勝ち組〟2人とは逆に、朝ドラへの出演が仇となりそうなのが、橋本環奈だ。

「本人というより、脚本や設定の問題。令和の時代にテーマが平成ギャル、それをもうすでに売れきった橋本が主演となれば、朝ドラ特有のフレッシュさが皆無。図らずもギャラ、評価を下げる事態を引き起こしています」(平田氏)

 今後、ドラマ評価が上がってくれば持ち直すかもしれないが‥‥。城下氏が後を引き継ぐ。

「連ドラの『1話いくら』というギャラに関しては、一旦上げると、その後はなかなか下げられないもの。ましてやCMにも多数出演し、大企業のスポンサーがバックについている橋本さんのような女優にとってはなおさらです。ですが、これだけドラマの評判が悪いとさすがに‥‥。今後は裏で交渉できる余地が出てきたと言えそうです」

 トップテンからの陥落も間もなくか!? ドラマ・映画で主演が続く同い年の永野芽郁あたりが、虎視眈々とその座を狙っていそうだ。

(つづく)

【ドラマ女優ギャラTOP20】

1位:綾瀬はるか(39)250万円
1位:長澤まさみ(37)250万円
3位:吉高由里子(36)230万円
4位:芦田愛菜(20)220万円
5位:趣里(34)200万円
6位:石原さとみ(37)190万円
7位:広瀬アリス(29)180万円
7位:二階堂ふみ(30)180万円
7位:川口春奈(29)180万円
10位:橋本環奈(25)160万円
11位:伊藤沙莉(30)150万円
12位:永野芽郁(25)130万円
12位:菜々緒(36)130万円
14位:杉咲花(27)120万円
14位:松本穂香(27)120万円
16位:奈緒(29)100万円
16位:河合優実(23)100万円
16位:吉岡里帆(31)100万円
19位:今田美桜(27)80万円
19位:仲里依紗(35)80万円

※1時間の連ドラ1話あたり、金額はすべて推定

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