またも白星は掴めなかった。
FC町田ゼルビアは11月3日、J1第35節でサガン鳥栖と敵地で対戦。20分に先制を許し、66分にドレシェヴィッチの得点で追いつくも、84分に勝ち越し弾を奪われ、1-2で敗れた。
これで町田は連敗を含み5戦未勝利。優勝戦線からまた一歩後退してしまった。試合後のフラッシュインタビューで黒田剛監督は「受け入れがたい状況ではありますけど」と話し、次のように続ける。
「このギリギリのところ、1点を返したあとに、もっと飲み込むだけのパワー、走力が必要だし、そのへんがまだやっぱり甘いなという感じもします」
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クラブとして初のJ1で一時は首位に立つなど快進撃を見せていたが、シーズンも佳境を迎えつつあるなか、思うように結果を出せなくなってきている。
「J1初参戦というところもあり、やっぱりそういう経験というのを、敗れて、またひとつ強くなっていくということ。なかなか勝てない日々も続いていますけど、そこで最高の集中力を出して、跳ね返せるぐらいのパワーっていうのは、これから町田として、クラブとして、成長させていかなければならないなと改めて思いました」
もっとも、まだ優勝の目が消えたわけではない。残り3試合、首位のヴィッセル神戸とは勝点7差だ。背中を押してくれるファン・サポーターのためにも負けられない。
「この佐賀の地まで、ファン・サポーター、400名が駆けつけてくれましたし、本当に90分間、立ったまま大声で応援してくれている。あの声援に比べたら、我々の頑張りなんていうのは、まだまだだと思うし、応援してくれる方々の想いにしっかりと我々が応えていく、その責任をもっと感じてほしい」
次節は11月9日、国立競技場でFC東京と相まみえる。指揮官は「もっともっとやらないとダメだと思っていますので、しっかりと1週間かけて準備したい」と力をこめた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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