【WWE】オートンとオーエンズの元盟友対決実現も 大乱闘で試合不成立

 『クラウン・ジュエル』が現地時間2日、サウジアラビアで行われ、ランディ・オートンとケビン・オーエンズの元盟友対決は試合不成立に終わった。

 盟友関係にあったオートンとオーエンズが衝突。オートンが一騎打ちをアピールし、トリプルHがゴーサインを出してこの日の対戦を迎えた。

 オートンが入場すると、オーエンズが背後からイスで左足を殴打して襲撃。背中にイスを振り下ろした。オートンも実況席へのバックドロップで逆襲。オーエンズを鉄階段に叩きつける。オーエンズがイス攻撃で応戦すると、止めるレフェリーをスタナーでKO。オートンもイス攻撃でやり返し、再びバックドロップで実況席に叩きつけた。

 オートンもイス攻撃を止めるセキュリティを蹴散らすと、エレベイテッドDDTでオーエンズを突き刺した。二人の暴走を見かねたロウのアダム・ピアースGM、スマックダウンのニック・オールディスGMが駆けつけたものの、止まらないオートンはピアースGMにRKOを決めてしまった。

 両者は客席になだれ込んでの乱闘に突入。オーエンズは凶器攻撃を連発すると、客席の柵の上からダイビングエルボードロップを投下してテーブル葬にしたが、両者とも立ち上がれず。開始のゴングが鳴らないまま試合不成立に終わった。

 クラウン・ジュエルの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。