ユルゲン・クロップが退陣を明らかにしたとき、リバプールの行く末を懸念する声は少なくなかった。だが、後任アルネ・スロットの下で、チームはプレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも好調だ。
11月2日のリーグ第10節ブライトン戦でも、三笘薫のパスから先制を許しながら2-1と逆転勝利。ボーンマスを相手に不覚をとったマンチェスター・シティを上回って首位に立っている。
【動画】リバプールを翻弄!三笘が起点となったブライトンの先制点
スロット体制になって出場機会を失っている遠藤航だが、ブライトン戦では77分からピッチに立った。また、この試合では遠藤の前にジョー・ゴメスが後半開始から、カーティス・ジョーンズが66分から出場している。
イブラヒマ・コナテの負傷を受けて交代したゴメスが活躍したことなどを受け、フィルジル・ファン・ダイクはチーム全体の貢献が重要と強調した。専門サイト『Liverpool.com』によると、主将は「途中出場した全員だ」と述べている。
「ワタ(遠藤)は素晴らしかった。ジョーンズはアシストをしたし、見事だったね。全員に対するメッセージだ。全員が出てきて、良いかたちでインパクトを残そうとしなければいけない」
さらに、ファン・ダイクは「ゴメスはピッチ内外で素晴らしかった。クラブとチームの内部でとても尊敬されているんだ。ファンタスティックな選手で、今日もそれを見せてくれた」と賛辞を続けている。
「必要とされるとき、スタメンで出るときは、いつも準備を整えておかなければいけない。特に今日の彼(ゴメス)は素晴らしかった」
新体制でなかなか出番がない選手たちは、なんとかアピールしたいと願っているだろう。そのためには、限られた出場機会で印象を残すしかない。遠藤やゴメスらは、さらにスロットの信頼を勝ち取っていけるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
【記事】「中国なら宇宙人以上」「帰化して」日本代表で起用しないならほしい! 森保監督が招集しない29歳FWに中国代表入りを望む声!「我が国ならとっくにキング」
【記事】「さすがに呼ばれるだろ」上田綺世負傷のピンチ→欧州で79発のFWに日本代表招集待望論!「これで呼ばないならアンチ度が高まる」