【全日本】HAYATO&安齊が北海道ツアー最終戦快勝 「最強タッグすげえいい調子で繋げられる」

『ジャイアント・シリーズ2024』ホテルエミシア札幌(2024年11月4日)
○ライジングHAYATO&安齊勇馬vs黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾×

 HAYATO&安齊が黒潮&立花との最強タッグ前哨戦に快勝。アジアタッグ王者としての優勝を誓った。

 HAYATO&安齊はアジアタッグ王者として最強タッグAブロックにエントリー。北海道ツアー最終戦となったこの日はBブロックに出場する黒潮&立花との前哨戦に臨んだ。

 立花に的を絞って主導権を握ったELPIDAコンビだが、安齊が黒潮のジャケット張り手、ハリウッドスタープレスと攻勢を許し、「俺のほうがイケメンだ!」と挑発された。さらに立花のトペコンヒーロ、ダイビングボディアタックも被弾。イケメン落としで追い込まれた。

 それでもHAYATO場外ダイブ式エプロンへのDDTで逆襲。安齊もジャーマンで援護射撃すると、HAYATOがダイビングギロチンドロップを投下して巻き返す。黒潮が飛び込んでも安齊がジャンピングニーで撃退。HAYATOがファルコンアローで追い討ちをかけると、安齊は強烈なエルボーで黒潮をねじ伏せた。そこへHAYATOがシド・ヴィシャスを放って二人まとめて押さえ込み、立花から3カウントを奪った。

 HAYATO&安齊がトーキョーヤンキースに快勝。最強タッグへ向けて弾みをつけた。ヘビーとジュニアの混成タッグ優勝は2003年の小島聡&カズ・ハヤシ、2011年の真田聖也&KAIの2組。アジアタッグ王者の優勝は未だない。史上初の快挙に挑む二人は「この北海道シリーズ最終日。気持ちよく勝って終われて、次、最強タッグリーグ、これですげえいい調子で繋げられるな」と北海道ツアー最終戦を勝利で飾って好感触をつかんだようだった。

【試合後のHAYATO&安齊】

▼HAYATO「勝ったよ。トーキョーヤンキースとまた当たって、あいつらふざけてるけど、なんか強い芯みたいなものを感じるのが気になるけど。いつかその芯の部分に触れたいと思うよ。Let’s Punk」

▼安齊「この北海道シリーズ最終日。気持ちよく勝って終われて、次、最強タッグリーグ、これですげえいい調子で繋げられるな。黒潮TOKYOジャパンか、イケメン、イケメン言ってたけど、どう考えても俺の方がイケメンだから。今日はありがとうございました」