「さよならスーパーカブ50」ホンダから最後を飾る特別仕様車が登場、往年のスーパーカブをイメージした“ファイナルエディション”に注目必至の画像一覧
本田技研工業は排気量50㏄以下の原付き1種「スーパーカブ50」の生産を2025年5月に終了し、「スーパーカブ50」の特別仕様車「スーパーカブ50 ファイナルエディション」を11月8日から11月24日までの期間限定で注文を受け付けると発表した。特別仕様車「スーパーカブ50 ファイナルエディション」は2024年12月12日に発売される。
新たな排ガス規制の適用で「スーパーカブ50」の生産継続を断念
「スーパーカブ」シリーズは、1958年に初代モデル「スーパーカブC100」を発売して以来、低燃費や静粛性、信頼・耐久性に優れた4ストロークエンジンを搭載し、乗り降りしやすい低床バックボーンフレームやクラッチ操作を省いた自動遠心式クラッチの採用など、使い勝手の良さが評価されて幅広いユーザー層から支持されてきた。
創業者の本田宗一郎氏が誰もが使える小型二輪車を目指し開発、以来、生産・販売拠点を世界へ広げ、累計生産台数は1億台以上と言われている。
ただ、排気量50㏄以下の原付き1種は2025年に適用される新たな国内排ガス規制への適用が難しく、「スーパーカブ50」の生産終了が検討された結果、2025年5月についに生産を終了することが決定した。 原付き2種「スーパーカブ110」は生産を続ける。「スーパーカブ」シリーズは、今後も幅広いユーザーに愛用されるロングセラーモデルであり続ける。
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往年のスーパーカブをイメージした「ボニーブルー」のカラーリング
「スーパーカブ50」の生産終了決定を受けて登場した特別仕様車「スーパーカブ50 ファイナルエディション」は、往年のスーパーカブをイメージした、親しみやすさを感じさせる「ボニーブルー」のカラーリングを設定。
フロントエンブレム、サイドエンブレム、イグニションキーに専用のデザインを施すとともに、リアキャリア、チェーンケース、スイングアームにはボディ同色のボニーブルーを採用。メーターリムとマフラーカバーをメッキ仕様としたほか、シート前部と後部をグレーとしたツートーンのシートを採用し、特別感を出している。
車両価格は29万7000円(税込み)で、販売台数は限定されていないが、2024年11月8日(金)から2024年11月24日(日)まで注文を受け付ける期間限定とし、販売台数は2000台を計画している。