注目必至の首位攻防戦だ。11月5日に行なわれるアジア・チャンピオンズリーグエリートの第4節で、ここまで3連勝で首位に立つ韓国の光州と、2勝1分で2位につけるヴィッセル神戸が神戸市御崎公園球技場で激突する。
光州は今大会の初戦で横浜F・マリノスに7-3で圧勝すると、続く川崎フロンターレ戦は1-0で競り勝ち、Jクラブ勢に連勝を達成。前節のジョホール・ダルル・タクジムFC(マレーシア)戦も3-1で完勝している。
4連勝がかかる神戸戦を前に、韓国メディア『マネーS』は「光州は現在ACLEで驚くべき競技力で3連勝し、1位を疾走している」と伝え、強力な攻撃陣に言及する。
「ACLEでは3試合連続でゴールを決め、単独得点王(6ゴール)のアサニは、分かっていても止められない左足のシュートで爆発的な連発を続けている。さらに怪我から回復したワンダーゴールメーカーのベカ(・ミケルタゼ)が加わる。
ベカはACLEの過去2試合には出場できなかったが、横浜戦では1ゴール・1アシストを記録し、鋭いプレーを見せた。エースのアサニと復帰したベカのコンビプレーで、相手ゴールに脅威を与え続けるだろう」
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また、対戦相手の神戸については「2023年のJリーグ優勝チームであり、今シーズンも1位を走る日本最強のチーム」と記し、次のように見解を示す。
「Jリーグを越えてアジアの舞台まで制覇するという野望を抱いており、ACLEでも2勝1分(勝点7)で光州を2ポイント差で追いかけている。蔚山戦で2ゴールを奪った宮代大聖と元日本代表の大迫勇也は、光州の守備陣が最も警戒すべき対象だ。フィジカルに優れたベテランアタッカーの武藤嘉紀も、光州にとって負担となる存在である」
同メディアによれば、光州を率いるイ・ジョンヒョ監督は「分析スタッフと一緒にヴィッセル神戸の主要選手を綿密に把握し、対策を準備した」とコメント。記事は「光州がJリーグ1位のヴィッセル神戸まで破り、ACLEで4連勝を記録すると同時に、日本チームを全て撃破する快挙を成し遂げることができるか注目される」と締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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