『株式会社ジーニスト presents すみだドラマティック・ドリーム!〜全席無料プロレス大会〜』が月4日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われ、DAMNATION T.Aのイルシオンが手段を選ばず正田壮史との一騎打ちに勝利した。
イルシオンは2021年8月21日デビューで、正田は1年遅れの2022年8月14日にデビュー。“スーパールーキー”の正田に対し、先輩のイルシオンは後じんを拝してきたが、10・3新宿大会でシャーデンフロイデ・インターナショナルを裏切ってDAMNATION T.Aに加入。遺恨深まる両者がこの日、一騎打ちに臨んだ。
イルシオンのセコンドに就いたDAMNATION T.Aが総動員で巧妙に介入。正田もハイキックなどで反撃するものの、レフェリー昏倒のため勝利につなげららず。イルシオンが急所打ちを見舞うと、レフェリーのブラインドを突いて乱入した佐々木大輔がペディグリーで追い討ち。最後はイルシオンがイス殴打からのスワントーンボムで3カウントを奪った。
イルシオンが手段を選ばず正田を撃破。「正田、言っただろ。お前はこれから暗い未来のなかで生き続けるんだ。お前だけじゃねぇ。シャーデンフロイデ、あのクソユニット。お前らもろとも闇の中に堕ちてしまえ。俺たちが世界で一番強いユニット、俺たちがDAMNATION T.Aだ!」と勝ち誇った。
バックステージでイルシオンは「正田、二度と俺の前に姿見せんじぇねぇ。お前のムカつく顔、何回も見たくねぇんだよ。シャーデンフロイデ、お前らもだ!」と吐き捨てたが、正田も引かず。「イルシオン、あんな大勢引き連れないと勝たれへんのか? 今日は俺が負けたけど、お前が一番大嫌いな言葉…何回でもやったるぞ。何回でもお前の目の間に現れるぞ。覚えとけ」と雪辱を期して宣言した。
また、「ポコたん&トウチ君vsおしなりくん&ひがぴょん」のマスコットキャラクター対決によるタッグマッチが実現した。
ポコたんはDDT、トウチ君は自衛隊東京地方本部、ひがぴょんはひがしんアリーナとネーミングライツ契約を結ぶ東京東信用金庫のマスコットキャラクター。おしなりくんはおしなり商店街振興組合のイメージキャラクターで、ポコたん以外の3体はプロレスデビュー戦となった。
荒ぶるポコたんはおしなりくんに凶器攻撃を見舞い、トウチ君と仲間割れ。一方でひがぴょんの可愛さの前に攻撃できず。トウチ君がヘッドバットを見舞うと、ポコたんの頭部が吹っ飛んでしまい、すかさずおしなりくんがダイビングヒップドロップを投下して3カウントを奪取。キャラクター対決はおしなりくんが地元で勝利を飾った。
