コンスタントにネットを揺らすほど、多くの関心を引きつける。一方で、所属クラブにおける重要度も増し、手放せない存在になっていく。フライブルクにとって、堂安律は大切な戦力だ。
今季の堂安はブンデスリーガの9試合すべてに先発出場し、チーム最多の4ゴールを決めている。開幕戦を皮切りに、第4節、第6節、第8節と、安定的に得点をあげてきた。1ゴールに要している時間は190分。ほぼ2試合に1点というペースだ。
『Sky』のレポーターを務めるフロリアン・プレッテンベルク記者は先月末、堂安に「複数の有名クラブ」が関心を寄せていると報じた。オファー次第では冬の移籍もあり得るとし、現実的な移籍金は約1500万ユーロ(約25億5000万円)と伝えている。
だが、『Bulinews』によると、フライブルクのヨッヘン・ザイアーSDは11月3日に「冬の移籍は我々にとってはあり得ない話だ」と、堂安のシーズン中の放出はないとの見解を示した。
「リツは非常に素晴らしく成長し、何か月にもわたって安定して良いパフォーマンスを見せてきた。冬の移籍は完全に除外したい。今季、できるだけ成功したいと望んでいる。そのうえで彼は重要なファクターだ」
【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!
昨季10位だったフライブルクは、上位返り咲きを狙っている。同日のマインツ戦はホームでスコアレスドローとなったが、9節を消化したブンデスリーガで4位タイの16ポイント。強豪たちと競っていくうえで、堂安は代えがきかない存在と考えているようだ。
今季が3シーズン前の堂安は、フライブルクと2027年までの契約を結んでいる。現在の活躍で去就はさらに騒がしくなりそうだが、今後の進展に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「さすがに呼ばれるだろ」上田綺世負傷のピンチ→欧州で79発のFWに日本代表招集待望論!「これで呼ばないならアンチ度が高まる」
【記事】「中国なら宇宙人以上」「帰化して」日本代表で起用しないならほしい! 森保監督が招集しない29歳FWに中国代表入りを望む声!「我が国ならとっくにキング」
【画像】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介!