2024年にワールドシリーズ(WS)を制し、4年ぶりの世界一に輝いたロサンゼルス・ドジャースが、オフシーズンの移籍市場でも話題の中心となっている。
まず噂に挙がっているのが、WSを戦ったニューヨーク・ヤンキースの外野手フアン・ソトの獲得だ。今季のア・リーグで166安打を記録し、本塁打はチーム2位となる41本と活躍。今オフにFAとなるドミニカ共和国出身の主砲には、ドジャースが争奪戦に名乗りを上げると予想されている。
さらに、ドジャースをFAとなる同郷のテオスカー・ヘルナンデスの動向にも注視される。昨オフに1年2350万ドル(当時34億円)で加入した32歳は、レギュラーシーズンで33本塁打を記録し、パドレス戦との地区シリーズ第5戦ではダルビッシュ有から本塁打を放った。主に左翼を務め、強肩を活かした鋭い送球も魅力の外野手だ。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 地元ラジオ局『ESPN LA』に出演しているドジャース担当のブレイク・ハリス記者は、11月5日に自身の公式Xを更新。T・ヘルナンデスの残留とソトの獲得について、次のように見解を示した。
「フアン・ソトとテオスカー・ヘルナンデスの両方を雇う余裕があるほど、今年のドジャースは大金を稼いだ。おそらく全球団で最も悪い外野守備になるだろうが、1試合平均8得点なら問題にはならないだろう」
また、米スポーツ局『ESPN』のジェフ・パッサン記者によれば、ドジャースはT・ヘルナンデスに2105万ドル(約33億円)で、クオリファイング・オファーを提示したという。ただ、今季の年俸を下回るため、T・ヘルナンデスが拒否すると見られているようだ。ドミニカンコンビの残留と獲得は実現するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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