川崎フロンターレは11月5日、アジア・チャンピオンズリーグエリート・リーグステージの第4節で、上海海港(中国)とホームで対戦。3-1で快勝を収めた。
川崎は3試合を終えて1勝2敗。初戦で蔚山(韓国)に1-0で勝利も、第2節で光州(韓国)に0-1で敗れると、前節も上海申花(中国)に0-2で敗戦し、連敗中となっている。
今季の中国スーパーリーグ王者を相手に、ホームチームは立ち上がりからボールを握ると、12分に幸先よく先制。左サイドの三浦颯太が、縦に突破して敵陣深くまで持ち込み、折り返す。これを相手がクリアした浮き球のボールにボックス内で反応した家長昭博が、右足のボレーでネットを揺らす。
その1分後に追加点。速攻からアタッキングサードでテンポ良く繋ぐと、エリソンがペナルティエリア左から左足を振り抜く。シュートをGKが弾いたこぼれ球を瀬川祐輔が詰めて、リードを広げる。
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さらに33分には、山本悠樹のスルーパスに抜け出したエリソンの折り返しに、走り込んだファンウェルメスケルケン際が右足でゴールに流し込み、3点差とする。
後半は球際の激しさが増し、相手の攻勢を受けて何度かピンチを迎える時間帯もあったが、粘り強く守る。逆に前からのプレスを緩めず、高い位置で奪ってチャンスを創出する。
70分には、カウンターから瀬川が長い距離をドリブルで持ち運び、ペナルティエリア左から右足で放ったシュートはGKの好セーブに遭う。終盤の83分に1失点したものの、最後までリード守り抜いた川崎が3連敗を回避し、勝点3を手にした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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