リバプールの遠藤航は、加入1年目だった昨シーズンの中盤戦以降、ユルゲン・クロップ前監督の信頼を勝ち取り、不動のアンカーとして活躍。リーグカップ制覇にも貢献した。
だが、アルネ・スロット新監督の下で序列が低下。今シーズンは出番が激減している。先発したのはリーグカップの2試合だけだ。
それでも、短い出場時間で奮闘。役割を全うする点を現地メディアも高く評価している。
リバプールの専門媒体『EMPIRE OF THE KOP』は、77分からの出場だった11月2日のブライトン戦(2-1)のパフォーマンスを「勝利に重要な役割を果たした」と称賛。ここまで働きぶりに賛辞を贈っている。
「日本代表のキャプテンは今シーズン、多くの出場機会を与えられていないが、カラバオカップのウェストハム戦でのパフォーマンスで、彼がいかに重要な存在であるかが分かった。クリスタル・パレス戦で見られたようなカメオ出演に加え、この31歳の選手は、わずかなリードを確保したときにピッチに出て勝利に貢献するという、まさにジェームズ・ミルナーの役割を果たしつつある」
同メディアは「この元シュトゥットガルトの選手が持つ守備力と豊富な経験を考えると、今シーズンは彼を何度も起用することになるだろう」と続け、こう主張している。
「試合日程が過密になり、チームメイトの出場時間が増え続けるなかで、トロフィー獲得を目ざすためには、この守備的MFが出場してチームに貢献できるようにしておくことが極めて重要になるだろう」
日本代表の主将は、タイトル奪取に向けて貴重な存在だと訴えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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