日常生活や仕事の場面では、人付き合いは欠かせない場合も多いだろう。しかし他人の自慢話にうんざりしてしまい、相手に不快感を抱いてしまうのもよくある話だ。

■約9割「自慢話にうんざり」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女652名を対象に実施した調査では、全体で86.0%が「人の自慢話にうんざりした経験がある」と回答した。

仕事やプライベートのなどで自慢話が頻繁に飛び交い相手のマウントが続くと、聞き手にとっては負担となり、関係性に悪影響を与えることも少なくないだろう。

関連記事：リュウジ氏、正論ぶっちゃけて「場が凍ってしまった」　自慢げな若者に…

■職場で恋愛の自慢話

恋愛話でマウントを取られて困っている20代女性は、「職場の同僚が、毎日のように彼氏との仲がいい自慢を話してくるんです。最初は微笑ましく聞いていましたが、毎回『彼がこんなに優しい』や『こんなプレゼントをもらった』といった自慢話ばかりでだんだんと疲れてきてしまいました」と正直な気持ちを述べた。

仕事中なのも嫌な要因の一つのようで、「こちらが他の話題に変えようとしてもすぐに恋愛話に戻されてしまい、聞いていると正直うんざりします。さすがに仕事中なので適度にしてほしいなと思いますが、それを言うと嫉妬しているみたいになってしまうので悩んでいます」と続けた。

関連記事：リュウジ氏、正論ぶっちゃけて「場が凍ってしまった」　自慢げな若者に…

■収入を自慢してくる友人

収入を自慢してくる友人がいる30代男性は、「友人が転職して年収が上がったらしく、それ以来ずっとその話ばかりしてきます。もちろん成功を喜ぶのはいいことなんですが、会うたびに収入の話ばかりしてくるので嫌になってくるんです。僕の収入があまりよくないことを知っているので、見下しているのでしょうね」と不満を語った。

続けて、「私なりに頑張っているつもりなのに、そんな話をされるとさらに劣等感を抱いてしまう自分がいます。はっきりいって、その友人の話は聞いていてツラいんです。これからもそんな話ばかりするようであれば、距離を置きたいとさえ考えてしまっています」との覚悟を述べた。

関連記事：リュウジ氏、正論ぶっちゃけて「場が凍ってしまった」　自慢げな若者に…

■自慢話を聞く人は少数派？

自慢話もきちんと聞くようにしている40代女性は、「たしかに自慢話は、少し退屈に感じることもあると思います。しかし相手がそれだけ頑張っている証でもあると思うので、できるだけ好意的に受け止めるようにしているんです。相手が気持ちよく話しているならば、きっと本人は楽しい気持ちだと思うので…」と考えを述べた。

しかし自分は少数派だとわかっているようで、「ただ私のような人は少数派だと思うので、他の人に同じような話をすると嫌がられてしまうのもわかります。できれば自慢は私にだけするようにとどめて、他の人にはそのような話をしないでほしいと思うのですが…」と続けた。

（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ

2024年10月2日～2024年10月7日 
調査対象：全国10代～60代の男女652名