エステのローンを返済するためにアルバイトをすることにした作者。しかし、いくつか応募するも不採用が続き、困り果ててしまいました。そこで雑誌で見つけた内職募集に応募してみたところ……。Instagramで公開されたマンガが、多くのいいねを集めて話題になった、作者のナエくまさんにお話を聞きました。



マンガ「内職しようとしたら詐欺られた話し」のカット(ナエくまさん提供)

【マンガ本編】”宛名書き”の内職に応募したら悪質な詐欺! 「だます方も考えてる…」

たまたま雑誌で見つけた「内職募集」に応募すると?

 若いときの失敗について描いたマンガ「内職しようとしたら詐欺られた話し」(全12話)が、Instagramで話題となっています。

 断りきれずに契約してしまったエステのローンを返済するためにアルバイト探し。しかし、なかなか採用されません。そこで雑誌で見つけた「内職募集」に応募したところ……。読者からは、「感心してはいけないけど、だます方も考えてますね」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、ブロガーのナエくまさんです。Instagramとブログで作品を発表しています。ナエくまさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーこのエピソードをマンガにした理由は何ですか?

「詐欺みたいな求人広告も世の中にはあるから、気を付けて下さい!」という、注意喚起の意味を込めて描きました。

ーー当時は怪しいと思っていなかったのでしょうか?

 とにかくこのときは「早くお金を稼がないと!」という気持ちしかなかったので、疑いなどまったくなかったです!

ーーその後、別のアルバイトは見つかったのでしょうか?

 わりとすぐに、近所のお総菜屋さんでアルバイトを始められました。

ーーこの経験から学んだこと、またその後注意していることはありますか?

 アルバイトはちゃんと求人誌から探すことです。この広告が載っていたのは音楽雑誌でした。また、求人なのに先に「お金を払って下さい」などといわれた場合は、詐欺だと疑うようにしています。

ーー作品について、どのようなコメントが寄せられましたか?

「いまなら受け子のようなバイトなのかな」というコメントがありました。だまされて、おかしなことをさせられるという意味だと思います。また、「感心してはいけないけれど、だまそうとしてよく考えられているよね」といったコメントもいただきました。