【ドスパラってなに?がわかる! 全店舗制覇の旅・12】栃木県宇都宮市に2023年12月、12年ぶりにドスパラがオープンしました。店名は「ドスパラ宇都宮鶴田店」。以前に構えていた駅前店舗の常連をはじめ、さまざまな来店客が訪れます。ですので、顧客ニーズもさまざま。そんな来店客の要望を、ドスパラ宇都宮鶴田店ではそれぞれ得意分野を持つスタッフたちが、チーム一体で対応しています。「私は最前線の接客でお客様にお応えします」。そう語るスタッフの大西凌さんにドスパラ宇都宮鶴田店の現状を聞きました。
ドスパラ宇都宮鶴田店の大西凌さん
●サッカーで例えると「ワントップ」の接客
――ドスパラ宇都宮鶴田店は、どんな店舗ですか?
大西凌さん(以下、敬称略) 昨年12月に宇都宮エリアでは12年ぶりにオープンした店舗です。PC「ガレリア」をはじめ、中古PC、組み立てPC、PCパーツ、サポートなど、当店で取り扱う商品・サービスを全てワンフロアで販売しています。ですので、お客様が来店した際、まず何を望んでいるのかを私が聞いています。
「ドスパラ宇都宮鶴田店」はワンフロア構成
――まずは大西さんが、ですか?
大西 はい。もちろん、私以外のスタッフが接客している場合もありますが、基本的に私が接客してお客様の要望を聞いてから他のスタッフにつなげる、という流れを当店では行っています。
――なるほど。
大西 私を含めて、スタッフそれぞれが接客をはじめとして一通りのことはできるのですが、それぞれ得意分野があります。例えば、店長がマネジメント、当店内にあるサポート専門「デジタルドック」のスタッフがサポート、その他のスタッフも特にガレリアに詳しかったり、組み立てPCやPCパーツに長けていたり、中古が得意だったり、とさまざまです。
――その中で大西さんはニーズを聞き出す接客が得意ということですね。
大西 そうですね。店長からは、「サッカーで例えると(大西さんは)『ワントップ』だな」と言われています。お客様からも「話しやすい」などの評価をいただいたことがあります。人と話すのが好きという意味では、お客様の要望を聞き出すことが得意なのですかね(笑)。
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●海外を見据えて新卒で入社
――ところで大西さんは、どういった経緯で入社したのですか?
大西 実は、もともと英語の教師を目指していて、大学在学中に留学しようと思っていたのですが、当時、コロナ禍で海外に行くことができませんでした。海外での経験を生かして英語の教師になるというのが大前提でしたので、それを叶えることができなくなった。
――大変だったのですね……
大西 留学の望みは潰えてしまったのですが、大学を卒業したら就職すると決めていたので、「海外」「教育」という観点で就職先を探していたところ、サードウェーブに出会いました。実はPCに関して全く知識がなかったのですが(笑)、サードウェーブはPCパーツなどの商材を海外から調達していますし、加えて、eスポーツを通じて次世代を担う若者を育てる「NASEF JAPAN」に関わっていることを知ったので、入社しました。
――確かに、eスポーツを通じて高校生などの「教育」に携われる可能性がありますね。
大西 実際、今も「NASEF JAPAN」のボランティア要員として活動させていただく機会もあります。また、「教育」という観点では、プライベートで子どもたちにサッカーを教えることもあります。
――それで店長が「ワントップ」に例えたと。
大西 そうですね。しかも、接客を通じて店舗でもPC初心者の方に分かりやすく教えたり、若いお客様とゲームの話をしたりと、夢は果たせているのではないかなと考えています。