緊張が高まる場面では、冷静な気持ちでいることが大切になるだろう。しかしなぜかそんなときに限って、突然トイレに行きたくなるという経験をした人も多くいるようだ。

■約8割「大事な状況でトイレに…」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女652名を対象に実施した調査では、全体で76.5%が「大事な状況のときにトイレに行きたくなった経験がある」と回答した。

緊張や不安が高まったせいで、こうした生理現象が発生する場合もあるのかもしれない。

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■プレゼン中にトイレ…

大切なプレゼン前にトイレに行きたくなった30代男性は、「以前、会社で重要なプレゼンを任されたときに、急にトイレに行きたくなってしまったことがあります。会議が始まる前にトイレは済ませておいたのですが、いざプレゼンが始まると緊張が高まり、途中でトイレに行きたい感覚が強くなってしまいました」と当時の状況を語った。

トイレに行くべきだったと後悔しているようで、「大事な場面で席を立つわけにもいかず必死で我慢しながら話を続けましたが、集中力が切れてしまい、プレゼンの内容も思ったように伝えられなかったと思います。今思えば、勇気を出してトイレに行くべきだったのかもしれません」と続けた。

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■トイレより胃が痛くなる

大事な場面であまりトイレに行きたくなったことがない20代男性は、「僕は緊張する場面でも、あまりトイレが気になることはありません。しばらくトイレに行けないというときには、事前に済ませておきますし…。なので大事なときにトイレに行きたくなるような状態には、まだなったことがありませんね」と語る。

緊張すると胃が痛くなるタイプのようで、「どちらかというと緊張すると胃が締めつけられる感じがして、食べ物が喉を通らなくなることのほうが多いですね。大事な仕事の前なんかでもトイレに行くというよりは、胃が痛くなってくるんです。おそらく、それぞれに体質が違うのでしょうね」とも話していた。

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■トイレに行きたくて揺れる

Xでも大事なときにトイレに行きたくなった人からは、「テスト中トイレ行きたすぎて、とんでもない量の汗出てきた」や「リモート会議中ずっとトイレに行きたくて、ゆらゆら揺れていた」などの投稿があった。

一方で堂々とトイレに行く人は、「頻尿ワイ、商談中に威風堂々とトイレを借りる」とのポストをしていた。

（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ

2024年10月2日～2024年10月7日 
調査対象：全国10代～60代の男女652名