「我々のサッカーを取り戻せた」国立で3発完勝、町田の黒田監督が久々の勝点3を噛みしめる「1人たりともサボらず、最後までやってくれた」

 痛快な勝利だ。

 5戦未勝利のFC町田ゼルビアは11月9日、J1第36節でFC東京と国立競技場で対戦。15分に白崎凌兵が先制弾。1点リードで迎えた後半、49分にオ・セフン、79分に相馬勇紀が加点。3-0の完勝を収めた。

 試合後のフラッシュインタビューで心境を問われた黒田剛監督は、次のようにコメントした。

「なかなか勝点3を挙げられない時期も続いて、多くの不安をファン・サポーターにも抱かせてしまったし、我々もなかなか吹っ切れない試合が続いた。今日は国立で、また東京ダービーということで、無失点で我々のサッカーを取り戻せた。ファン・サポーター、これだけ多くの方々に集まっていただき、希望を持って応援してくれたことに感謝したい」
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 自分たちのサッカーを表現して、6試合ぶりの白星を掴んだ。

「臆することなく、前からしっかりと相手に脅威を与えていくサッカーは我々の意図したことでもあるし、春から取り組んできたことでもある。しっかりとそれを選手たちが1人たりともサボることなく、最後までやってくれた」

 リーグ優勝の可能性を残した。指揮官は「泣いても笑っても、あと2試合。ホームはあと1試合、残していますので、最後まで、本当に1年間、応援してくれたファン・サポーターに笑顔を届けられるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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