11月3日(日・祝)、大阪・御堂筋の秋の恒例ビッグイベント『御堂筋ランウェイ2024』が開催されました。例年よりも区間を延長して行われた今回。スペシャルゲストを迎えてのダンスや音楽などのパフォーマンスに加え、オープニングまで半年を切った大阪・関西万博のPRゾーン、クラシックカーやエキサイティングカーの展示、大阪市内の有名飲食店の屋台ブースなど、多彩なイベントを実施。沿道に駆けつけた70万人が大いに盛り上がりました。
大阪の魅力を発信すべく、2015年にスタートした「御堂筋ランウェイ」。今年は御堂筋の淀屋橋交差点から船場中央3交差点までの「コンテンツエリア」、そして久太郎町3交差点から新橋交差点までの「展示・PRエリア」の2つのエリアで様々な催しが行われました。
ファンファーレからイベントがスタート!
ステージでは、まず大阪芸術大学 演奏学科 管弦打コースによるウェルカム演奏がスタート。大阪にちなんだ曲をつないだ大阪メドレーを聞かせてくれました。開幕ファンファーレも、引き続き大阪芸術大学 演奏学科 管弦打コースが担当。ステージ上にはフラッグ隊も登場し、「御堂筋ランウェイ」と書かれたフラッグが風になびくなか、リヒャルト・シュトラウスの「ウィーンフィルハーモニーのためのファンファーレ」が鳴り響きました。
ここからはイベントをナビゲートする今田耕司、福本愛菜がステージへ。今田は「みなさん、こんにちは〜、晴れ男で〜す!」と登場。2人とも「先が見えないくらい」と今回のコースの長さに驚きの表情です。福本からは例年の本町〜心斎橋、淀屋橋〜心斎橋とエリアが2kmに拡大したこと、さらに本町から南の展示・PRエリアには、大阪・関西万博に向けての情報や大人気のディズニーキャラクターのダッフィーバス、クラシックカー&エキサイティングカーなどの展示が行われることが伝えられました。
ランウェイが約1.1kmに広がったことについて今田は「ダウンタウンさんおらんでよかったですよ、ブーブー文句言うところです」と笑わせます。福本が「広がる」「可能性を開く」といった意味を持つ「OPEN UP!」をテーマにイベントが行われることを伝えると、ここから実況の大抜卓人も加わり、コンテンツがスタートします。
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今年は万博スペシャルで距離が倍に!?
まずは主催者挨拶から。吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長、そして大阪府広報担当副知事・もずやんがステージへ。観客席に「吉村」と書かれたうちわを見つけた2人は思わず笑顔。「万博スペシャルということで、距離を倍にしてみようと」と吉村知事。
数日前まで雨予報だったことに触れると、晴れ渡った青空を見ながら「今年は無理かなと思ってた、横山市長が雨男なんです」と笑わせ、「万博半年前スペシャルということで、みなさん楽しんでいただけたら」とアピール。続いての横山市長も「本当に楽しみに来ました」と笑顔を見せると、展示エリアについても「すごいですよ、ぜひご覧いただきたい」と強調します。
そして「吉村はあるのに横山のプラカードがない」と悔しそうに話すと、改めてステージの上から客席に手を振って、イベントを盛り上げました。夢洲の万博会場のリングが完成したことについてのトークでは、吉村知事が「1周2kmで圧倒的、木造でこんなものが作れるのかと思う」とアピールしました。