キュートな「ダッフィーバス」が登場!
一方、久太郎町3交差点から新橋交差点までは「展示・PRエリア」として、ダッフィーバス展示ゾーンやクラシックカー&エキサイティングカーゾーン、PRゾーン、そしてグルメゾーンが登場しました。
東京ディズニーシー🄬で人気のキャラクター「ダッフィー」のぬいぐるみと同じ生地で車体をラッピングした特別仕様のバス「ダッフィーバス」がやってくると、沿道のあちこちから「かわいい!」の声が上がり、夢中になって撮影するファンの姿が多く見られました。車体にはダッフィー&フレンズ7人の個性が感じられるイラストが描かれており、バスの外からふわふわのバスに触ることもでき、楽しそうな声があちこちで上がっていました。
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72台のクラシックカー&エキサイティングカーが御堂筋を占拠!
世界を駆け抜けた名車や旧車を、時代を超えて大阪御堂筋に一堂に集めて展示したクラシックカー&エキサイティングカーゾーン。その数なんと72台! 19台のクラシックカーと、53台のエキサイティングカーが次々と御堂筋に進入すると、一気に華やかな雰囲気になりました。1970年の大阪万博をはじめ、その他各国で開催された万博にゆかりのある車両も展示されており、みな興味津々の様子でした。
車のオーナーへのインタビューもあり、1928年製のライレー9のオーナからは、ライレーは自転車製造から始まったことや、当時は高性能な9馬力だったこと、以前は英国のモータージャーナリストが世界中のイベントを走っている車であることなど貴重なエピソードが次々と飛び出しました。
エキサイティングカーに試乗できるチャンスもあり、観客から「乗ってみたい人!?」と募ると、大人から子どもまであちこちで勢いよく手が上がりました。運よく試乗できた人はシートの座り心地や運転席からの眺望などを堪能。思わず笑みもこぼれる、またとない経験を楽しんでいました。
PRゾーンではミャクミャクと一緒にダンス!
様々なブースで会場を盛り上げたPR ゾーン。「2025年大阪・関西万博PRブース・万博来場サポートデスク」のほか、大阪いのち輝くスポーツプロジェクト「OSAKA NEXPO 2024」ではVRスポーツ体験があり、VRゴーグルを着用してフリースローまたはホームラン競争が楽しめました。車椅子バスケットボールを映像で体験する企画もあり、VR技術を使用した大迫力の映像は、まるで自分がコートにいるかのような感覚を堪能できました。
PR ゾーンのステージでは、2003年に大阪で誕生し、数々のダンスコンテストで優勝したブレイクダンスチーム「MORTAL COMBAT」のダンスパフォーマンスとワークショップが行われました。MCも務めたYA-SUがブレイクダンスの歴史や、「トップロック」や「フットワーク」など4つの基本の技などを解説。それに合わせたメンバーの実技もあり、ブレイクダンスがぐっと身近に感じることができました。子どもたちが参加したワークショップでも、誰もがすぐにできる簡単なダンス体験で盛り上がりました。
「現代を生き抜く忍者の集団でございます」との挨拶で登場したのは、スポーツ・エンターテイメント集団の「マッスルエイト8」です。2本の縄を自由自在に使い、アクロバティックなパフォーマンスで魅了するダブルダッチを披露。ダブルダッチ体験でも、子どもたちが参加。初めてのダブルダッチに最初は戸惑いを見せていましたが、「ポイントは高く飛ぶこと!」などメンバーからのアドバイスで、ジャンプのタイミングなどを瞬時に身につけていました。
そして、大阪・関西万博オフィシャルテーマソングであるコブクロの「この地球の続きを」に合わせて、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクと一緒にダンスを踊るコーナーもありました。こちらは「マッスルエイト8」のメンバーも参加。司会者の解説に合わせてサビの部分のダンスを覚える観客。最後はみんなで一緒になって踊り、心ひとつに。ミャクミャクも満足げなジェスチャーをしていました。
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御堂筋でピクニック!? 12のキッチンカーが大集合
大阪産(おおさかもん)食材を使用した料理や、大阪・関西万博に参加する世界各国の名物料理が集合したグルメゾーンもにぎわいました。泉南の男爵を使用し、ソースも大阪産というフライドポテトや、熊取町の里芋で作ったコロッケのほか、台湾やイタリア、ジャマイカなど、12のキッチンカーが勢ぞろい。その周辺にはテーブルとイスがあり、雲一つない青空の下、普段は車道の御堂筋でピクニック気分を味わえました。
コブクロによる「この地球の続きを」で会場がひとつに
秋の夕暮れが感じられる時間帯に差しかかった頃、待望の「コブクロスペシャルライブ」です。コブクロが「御堂筋ランウェイ」に登場するのは2年ぶりのこと。「どうぞみんなで一緒に歌って、この空に歌を響かせてくれたらと思います。よろしく!」と小渕健太郎が観客に呼びかけます。そしてフロートで、御堂筋南側から北側のメインステージへ向けてスタート。「轍-わだち-」が秋晴れの空に響き渡ります。
歌い終わると、「コブクロ、25周年を迎えました」と伝え、沿道の観客からは大きな拍手が。「そんな年に、こんな素晴らしいイベントに呼んでいただいています」と続けます。そして、初めて2人で歌い始めた思い出のヒット曲「桜」をしっとりと歌い上げました。3曲目には25年目を迎えた自分たちに向けてつくったという新曲「RAISE THE ANCHOR」を熱唱し、ついにメインステージに到着しました。
最後に披露したのは、大阪・関西万博のオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」。すると公式キャラクター・ミャクミャクもステージに。続けて今田、福本、小椋、吉村知事、横山市長らも一緒に踊ります。さらにステージの下には「御堂筋ランウェイ」のトップを飾ったアバンギャルディ、さらにランウェイには高校生ダンサーの皆さん総勢583名が全員そろってダンス。観客も歌に合わせて振り付けし、来たる2025年の大阪・関西万博に向けて、「御堂筋ランウェイ」に集まったすべての人たちがひとつになって盛り上がりました。
大阪・関西万博開幕まであと5カ月!
グランドフィナーレでは、吉村知事、横山市長、松本会長、鳥井会頭をはじめ、小椋久美子やJO1、コブクロ、松平健など出演者たちがメインステージに大集合。小渕は、「前回よりも人も盛り上がっていて賑やかになっていて、ランウェイがバージョンアップしたんだなと感じました。その中で歌えたのが本当に幸せで、夢のような景色でした」と目を輝かせました。
大阪・関西万博の開幕までいよいよあと5カ月。吉村知事は「大阪ヘルスケアパビリオンの建物自体は完成しました。皆さんにもぜひ万博に行ってもらって、ヘルスケアパビリオンに来ていただいて、リングの上を歩いていただき、『こんな景色があるのか』と感じてもらいたいです」と呼びかけます。
横山市長も「今日も本当に皆さんに盛り上げていただきました。今、大阪の街を“シティドレッシング”として、ミャクミャクのカラーに飾っています。市役所の前のミャクミャクも、今日から衣替えでサンタクロースの格好をしていますので、お帰りの際によかったら帰りに覗いていってください」と笑顔で語ります。
松本会長は、10月13日から始まった紙チケットの販売について。「全国のコンビニで買えるようになりました。買いに行こうという気持ちにもなるし、プレゼントするのもいいと思います」とアピール。万博会場に何度も足を運んでいる鳥井会頭も、「万博の準備は万端です。極めて順調。大屋根リングに注目してほしいです」と訴求しました。
最後に、今田は「ここから見ても、圧巻です! 毎回参加させていただいていますが、今年はとくに皆さんが笑顔で、来年の万博はうまくいくと感じます。御堂筋ランウェイ、ずっと続けてもらいたいです! こんなに楽しめるイベントはなかなかないですから」と、『御堂筋ランウェイ2024』の成功と感激を伝えました。