11月10日にJ2最終節が全会場14時キックオフで開催され、3位のV・ファーレン長崎は、17位の愛媛FCと新本拠地PEACE STADIUM Connected by SoftBankで対戦。5-2で快勝したものの、自動昇格圏の2位横浜FCまでは勝点1及ばず。3位のままフィニッシュし、J1昇格プレーオフに回ることとなった。
試合後にサポーターに向けたスピーチを実施。今季から指揮を執る下平隆宏監督が、「今はすごく複雑な心境で、今日決めたかった思いはあります」と率直に伝えたうえで、勝負のプレーオフに向けて、力強くこう語った。
「後ろにいる素晴らしい選手たち、スタッフ、ここに来ている素晴らしいファン・サポーターと共に、あと2試合しっかりと戦っていきます。今は本当に色んな思いがありますが、プレーオフでしっかり勝ち取って、ここにいるみんなで最高の舞台に行きましょう。応援よろしくお願いします」
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また、キャプテンの秋野央樹も「僕たちは必ずJ1に昇格します。このピーススタジアムで長崎県民の力を結集して、必ず最高の舞台に行きましょう。そのためにはここにいる皆さんの力が必要です。残り2試合共に戦ってください。残り2試合残っていますが、1年間熱い応援ありがとうございました」と感謝と決意を示した。
2018年以来のJ1復帰を目ざす長崎は今季、3節から22試合無敗のクラブ記録を樹立し、快進撃を続けたが、夏場に失速。それでも最後は息を吹き返し、5連勝で締め括った。勢いそのままにプレーオフの2試合も制し、新スタジアムで新たな歴史を作れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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