千葉ロッテマリーンズは11月9日、今オフに佐々木朗希のポスティングによるMLB挑戦を容認すると発表。これを受けて現地でも23歳右腕の動向に注目が集まっている。
そんななかで米メディア『SOUTHSIDE Showdown』は「シカゴ・ホワイトソックスがロウキ・ササキと関わる可能性」と題し、特集記事を掲載。同球団が佐々木の獲得に動くかどうかについて論じている。
ア・リーグ中地区で41勝121敗を喫し、勝率はわずか.253で首位のクリーブランド・ガーディアンズと51.5ゲーム差を離されて最下位に沈んだホワイトソックス。ある意味で歴史的なシーズンを終えたチームは、来季の逆襲を狙うべく、将来性のある日本人ピッチャーの争奪戦に加わることも考えられる。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真! 愛犬デコピンも登場 ただ、同メディアは「ホワイトソックスを入札者の一人に加えてはならない」と綴り、補強の可能性を否定。続けて、その理由について「チームが記録的な121敗をしているにもかかわらず、今オフシーズンにフリーエージェントに多額の資金を投じないと発表しているからだ」と説明している。
現在23歳の佐々木は、ポスティングの“25歳ルール”のためにマイナー契約しか結べない。ルールによって契約金が制限されるため、獲得のチャンスもゼロではないだろう。その上で契約金に関しても、こう言及する。
「佐々木はまだ23歳なので、ルール上はマイナーリーグのフリーエージェントとなるが、千葉ロッテに支払うポスティング・フィーは発生する。 彼の最初の契約はそれほど高額にはならないだろうし、昨年のドジャースが山本由伸と契約する権利を得るために(オリックスに)支払った5000万ドル(当時約71億円)のようなレベルには達しないだろう。それでも、エース級の投手を獲得するにはコストがかかる」
コストを抑えたいホワイトソックスが、佐々木の獲得に手を挙げる可能性は低いようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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