多くの人が、トイレに行くタイミングを考慮しながら日々の活動をしているだろう。とくに会議や移動中などは、できるだけトイレに行きたくないと思う人も多いものだ。そのために、摂取する水分の量を調節する人も…。
■約7割「トイレ我慢のため水分を…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「トイレの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で71.6%の人が「トイレに行きたくないために水分を摂るのを控えた経験がある」と回答した。
長時間の移動や会議、行列に並ぶ場面ではトイレに行くことが困難なため、水分を避ける人が多いのかもしれない。
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■女性にはトイレの心配が…
性年代別で見ると、10〜20代の男性が2割と少ない割合になっている。やはり若い人よりも、年齢を重ねた人のほうがトイレの心配が強いのだろうか。
一方で女性は、すべての年代で7割前後と高くなっているのが特徴といえるだろう。女性のほうが体の構造上、頻尿になりやすいと言われている。今回の結果も、その辺りが影響しているのかもしれない。
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■トイレに行けないときに
状況によって水分を控える40代女性は、「長時間の会議や外出が多い日は、トイレに行きたくないので水分を控えがちです。以前、重要な会議の途中でトイレに行きたくなったことがあって、それ以来、トイレに行きにくい場面の前は意識して水分と摂るのを少なめにしています」と話す。
いつもはしっかりと水分と摂っているらしく、「ただ水分を控えすぎるのも、体によくありません。そのために好きなときにトイレに行ける状況にあるときには、しっかりと水分と摂るようにしているんです。そんなときに、急遽、会議でも入ったりしたら最悪ですが…」と冗談交じりに語った。
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■トイレは近くないので
トイレの心配はほとんどしない20代男性は、「僕はあまり、トイレのことを気にしないほうですね。仕事中でも水分は、飲みたいだけ飲んでます。トイレに行きたくなったら行けばいいと思っていますが、そもそもそこまで切羽詰まった状況になることが少ないので、水分を控える人の気持ちがわかりません」と素直な気持ちを述べた。
しかし上司に将来は油断できないと言われたそうで、「そんな話を上司にすると、『年を取ったらわかる』と返されました。歳を重ねるにつれて、トイレが近くなっていくのでしょうね。上司は頻繁にトイレのことを気にしているらしくて、僕のことを『うらやましい』とさえ言ってきました」と続けた。
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2024年10月2日~2024年10月7日
調査対象:全国10代~60代の男女652名