奥嶋ひろまさによる大人気コミックを実写映画化した『ババンババンバンバンパイア』(2025年2月14日公開)。このたび、“童貞喪失阻止作戦”に参戦する個性爆発な3人を眞栄田郷敦、満島真之介、関口メンディーが演じていることが発表され、キャラクタービジュアルも解禁となった。
主人公は銭湯で働く森蘭丸。その正体はなんと450歳のバンパイアだ。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯の一人息子であるピュアボーイ、立野李仁の純潔を見守る日々だったが、ある日、李仁がクラスメイトの篠塚葵にひと目惚れしてしまう。李仁の“初恋”が成就してしまえば、童貞喪失の危機。彼の純潔を守るべく、あらゆる手を使い初恋を阻止しようと蘭丸による決死の大作戦が始まる。
蘭丸を演じる主演の吉沢亮、李仁役の板垣李光人、葵役の原菜乃華に続く第2弾キャストとして、眞栄田、満島、関口が新たに加わることに。蘭丸に対して積年の恨みを抱えているバンパイアで、彼の兄でもある森長可役には、「東京リベンジャーズ」シリーズで吉沢と共演、『ブルーピリオド』(24)で主演を務めるなど抜群の演技力で注目作に立て続けに出演する眞栄田。「東京リベンジャーズ」では吉沢と共に闘う仲間だったが、本作では吉沢と対峙することとなる。
高校教師として李仁と葵の担任をする裏で、夜はバンパイアハンターとして蘭丸を長年追い続ける坂本梅太郎役には、シリアスからコミカルまで幅広い演技に定評があり、バラエティ番組でも目覚ましい活躍を見せる満島。葵の兄で不良たちをまとめる仲間想いな脳筋番長、フランケンこと篠塚健役には、俳優、アーティストなど様々な分野で活躍を見せ、国内外問わずマルチに活動を広げている関口がキャスティングされた。彼らの登場により、恋の矢印と思惑が複雑に絡み合い、蘭丸の童貞喪失作戦はさらにカオスな展開へと突入していく。
長可を演じたことについて眞栄田は、「作品全体の良いスパイスになっていると思うのでぜひ多くの方に楽しんで観ていただきたいです」とコメント。監督と話し合いながら全力でコメディシーンを演じたことも明かしている。坂本を演じた満島は「坂本先生はとても面白いキャラクターで幅広く表現できる役なので、僕自身すごく楽しんで演じられました。時々垣間見える坂本のこってり濃厚なクセが愛されるポイントになればうれしいですね」と個性が強いキャラクターであることが本作にとっての魅力の一つと語っている。原作のファンという関口も「肉体派のキャラクターなので普段のトレーニング方法を調整して撮影に挑みました」と役作りに言及するなど、クセの強いキャラクターたちを各々の表現方法を駆使して撮影に挑んだことを明かしている。
あわせて解禁されたキャラクタービジュアルは、金髪ヘアにピアス、黒のロングコートという怪しげな出で立ちの長可、銃を構え眼鏡の奥から鋭い目線を送る坂本、タンクトップ姿で自慢の筋肉を見せつけるフランケンといったインパクト抜群のビジュアルが映しだされており、本作への期待もさらに高まってくる。
蘭丸をはじめ、思い込みと勘違いが激しいおバカでどこか愛しい登場人物たちがどんな騒動を巻き起こすのか?実力派&個性派俳優陣が魅せる『ババンババンバンバンパイア』にこれからも注目してほしい。
■<キャストコメント>
●眞栄田郷敦(森長可役)
「台本を読んでいる時から面白い作品になると思っていました。元々、コメディ作品を演じる吉沢さんのお芝居が好きだったので、今回コメディ作品でご一緒出来た事がうれしいですし、撮影もとても楽しかったです。僕が演じた森長可はほかのキャラクターと違ってシリアスな部分も多いのですが、浜崎監督とも話し合いながらコメディパートも全力で演じたのでそのギャップを楽しんでいただけたらうれしいです。作品全体の良いスパイスになっていると思うのでぜひ多くの方に楽しんで観ていただきたいです」
●満島真之介(坂本梅太郎役)
「本当に楽しい撮影現場でした。坂本先生はとても面白いキャラクターで幅広く表現できる役なので、僕自身すごく楽しんで演じられましたし、吉沢くんが蘭丸を演じられると聞いた時から、テンション爆上がり!とことん愛情を注ごうと決めていました。時々垣間見える坂本のこってり濃厚なクセが愛されるポイントになればうれしいですね。最高の原作!最高のチーム!美しい吉沢亮!もう、たまらん。この映画を見てたくさんの方が笑顔になる未来を想像すると血がたぎります。みなさんも血行を良くして公開の日をお待ちくださいね」
●関口メンディー(篠塚健役)
「原作が大好きだったのでこの作品に携わることが出来てとてもうれしいです。僕が演じたフランケンは肉体派のキャラクターなので普段のトレーニング方法を調整して撮影に挑みました。フランケンの真っ直ぐさ、純粋さを表現できるように1シーン1シーン集中して表現したので完成がすごく楽しみです。吉沢さん、板垣さんと銭湯の湯舟に浸かるシーンの撮影はお芝居とはいえとても楽しかったですし、色んなお話しも出来たのが印象的で本当に楽しい現場でした。笑いあり、アクションあり、恋愛要素ありのエンタテインメントてんこ盛りで確実にハッピーになれる映画だと思うので、ぜひこの映画を劇場でご覧いただき日頃のことを忘れて楽しんでいただきたいです」
文/平尾嘉浩