料理研究家・リュウジ氏の『虚無シリーズ』は、材料や調理工程を極限まで減らしたレシピ。包丁を使ったり手間のかかることをしたりしないので、普段料理をあまりしない人や、時間がないときでもサッと美味しいものが作れる嬉しいレシピばかりだ。
今回紹介していたのは、「虚無塩うどん」。めんつゆに飽きたときに、ぴったりらしい。編集部でも早速作ってみた。
■コシの強い冷凍うどんを使う
用意する材料はこちら。
冷凍うどん:1玉
かつお粉:2g
水…大さじ1
味の素:4振り
塩:小さじ1/3
砂糖:小さじ1/4
オイスターソース…小さじ1/2
にんにく:1/3片
黒こしょう:適量
卵黄:1個分
今回は、余った卵白でスープも作るらしい。
ごま油:適量
卵白:1個分
中華あじ:小さじ2/3
水:120cc
虚無とはいえ、満足度の高いメニューになりそうだ。
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■器1つで完結
器に、かつお粉2g、水大さじ1、味の素4振り、塩小さじ1/3、砂糖小さじ1/4、オイスターソース小さじ1/2、にんにく1/3片、黒こしょうを入れておく。卵は、卵黄と白身に分けておこう。
使い道に困りがちな白身だが、今回は無駄なくスープに使う。カップに白身を入れて、ごま油適量、中華あじ小さじ2/3、水120ccを加えておこう。冷凍うどんを、袋のまま電子レンジで規定の時間加熱する。
加熱したうどんはタレの入った器に入れ、今度はスープを600wの電子レンジで1分40〜50秒加熱していこう。スープは加熱した後、白身を少し箸で崩すのがおすすめ。うどんは熱いうちに混ぜてから、中央に卵黄、黒こしょうを適量振って完成だ。あれば小ネギを散らしてもいいだろう。
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■かつおの風味が効いた激ウマうどん
オイスターソースのコクと、かつお粉がいい出しになっていてうどんに絡んで美味しい。にんにくが程よくパンチを効かせているため、食べ応えもある。麺つゆで食べると甘みが強くなるが、これは塩味でさっぱりした感じ。スープも中華味で、うどんの味付けと抜群に合う。
汁なしうどんなので、卵白のスープがあるのは満足度をあげてくれて嬉しい。うどんとスープのセットが、電子レンジ1つでできてしまうとはさすが虚無シリーズ。無駄を削ぎ落としているのに、間違いのない安定した美味しさだった。
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■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)