女優の土屋太鳳が、10日放送の『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)に出演し、コンプレックスに苦しんでいるときに救われたという母の言葉を明かした。

■門限を過ぎた土屋に「誰ですか?」

母の印象について「セコンドみたいな人」話した土屋。当時、3姉弟を育てた母の教育は厳しく、起床は4〜5時、就寝は中学まで19時が決まりだったといい、門限は17時30分だったという。

門限を過ぎた場合は家に入れず、「『ごめんなさい』では入れないんですよ。しばらくずっと外にいます。で、自分の何が悪かったのか、対策を練って交渉する家にやっと入って、ただいまって言っても『あなた誰ですか?』って言われます。『私の娘はお風呂に入ってますけど』って言われて怖かったです」と当時を振り返った。

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■「人生の先輩」のような一面も

林修から「自分の家が嫌だなって思ったことは?」と聞かれると、土屋は「納得できるというか。『だよね』と思える瞬間があるので、すごくかっこよかったですね」と印象を語る。

「母親じゃなくて人生の先輩として会話してくれるので、『越えてくなら私の背中を越えていけ』みたいなそんなかっこいいイメージがありますね」と話した。

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■悩む土屋を救った金言

また、幼少期に抱えていたコンプレックスを克服できたのも母のおかげだった。「私に何ができるんだろう」と悩む土屋に、母は日本舞踊の扇子を見せ、「扇子の真ん中が『要(かなめ)』っていうんだけど、これがないと扇子になれないんだよ。太鳳はこの要だからね」と言われ、「子供ながらにすごく嬉しくて、それを今でもおぼえてます」と心が救われたという。

他にも「ちょっと隣に違う世界がある」との言葉が「コンプレックスを乗り越えられるきっかけだった」といい、林は「本当に名セコンドとして導いてくださったんですね」と感心していた様子だった。

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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一