お笑いタレントの小籔千豊が8日、自身の公式YouTubeチャンネル『ペラペラ小籔』を更新。吉本新喜劇に関する裏話を語った。

■座長にまつわる裏話

小籔は2001年に新喜劇に入団、06年に座長に就任。新喜劇を16年間牽引し、22年8月に勇退した。

今月8日の小籔の動画では、お笑いコンビ・二丁拳銃の小堀裕之と川谷修士、平成ノブシコブシの徳井健太を交えた4人でトーク。小籔が新喜劇の座長を務めたことに触れる場面もあった。

歴代最年少の座長と取り上げられることもあるが小籔は「最年少じゃないねん」と告白。

「俺、テレビで何回も否定したことある。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でも否定した。そして『イロモネア』(TBS系)でも否定した」「おっきいテレビ(番組)で4、5回は確実に否定してる」と、“史上最年少座長”の肩書きを訂正してきたと話した。

関連記事:レイザーラモンRG、吉本新喜劇・桑原和男さんを追悼 ピアスを開けた理由は…

■小籔「最年少は寛平さんやねん」

その上で、「最年少は寛平さんやねん」と、現在は新喜劇のゼネラルマネージャーを務める間寛平の名前を挙げる。

寛平は1970年に新喜劇入団、24歳だった74年に座長に就任した。小籔が座長になった当時の年齢は32歳だったため、史上最年少座長だという事実はない。

また、入団から座長就任までの期間も寛平が最短で、小籔が2番目だと説明した。

関連記事:ギャグと笑いのてんこ盛り『吉本新喜劇新春SP2023』 伝統の笑いが帰ってきた

■収録の番組で「切られる」

最年少座長の情報は番組でも訂正しているが、「だいたい収録のやつは切られる」とのこと。

しかし、「そのとき座長4人おってんけど、そのときの座長で1番若いの俺やってん」と話す。

当時いた4人の座長の中では最年少だったため、「『史上』って付いたらちゃうでってなるけど、まあギリええかみたいな感じでスルーしてた」と容認していたことを明かした。

関連記事:間寛平、駅で泣いているベテラン芸人を発見、一体何が… “その後”公開された動画に「笑った」と反響

■指摘する視聴者

小籔が新喜劇の座長について語った動画には、「歴代最年少座長は寛平さんじゃなくて木村進さんですね。進・寛平コンビで座長就任しましたが、進さんのほうが1歳年下なので、正確には木村進さんが最年少座長(23歳)になります」といったコメントが届く。

寛平と同時期に23歳で座長になった故・木村進さん(享年68)が新喜劇史上最年少だと指摘していた。

関連記事:小籔千豊、“THE SECOND優勝”を飲食店で祝福され… 「かなり推理した」

■吉本新喜劇の裏話を語る小籔
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ