10日放送、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)で杉咲花が演じる端島の食堂の看板娘・朝子の「初恋」が判明。朝子と初恋相手、2人の初々しい演技にときめく視聴者が殺到している。
■恋愛模様が進展 ※ネタバレあり
昭和の高度成長期・1955年ごろの長崎県・端島と現代・2018年の東京を舞台に、そこに住む人々の愛・友情・家族の物語を綴る同作。端島では鉄平(神木隆之介)を中心とした複雑な恋愛模様が描かれていく。
3話では、鉄平らの関係性にも変化が。鉄平が片思いしてきた幼なじみ・百合子(土屋太鳳)は賢将(清水尋也)と交際していたが破局。朝子(杉咲花)の恋心に気づかない鉄平は端島で働き始めた歌手・リナ(池田エライザ)に惹かれているが、リナは鉄平の兄・進平(斎藤工)と距離を縮めていった。
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■端島で映画撮影?
1957 年の端島では、降って湧いた「映画撮影」の話で島民達が舞い上がる。朝子らも出演者オーディションに参加するが、その裏で「ある事件」が起き島内を騒がせていく。
オーディションでは、プロデューサー・夏八木修一(渋川清彦)を相手に演技を披露する流れに。百合子や朝子ら端島の女性達が「あら? 私の初恋の人にそっくりだわ。なつかしくてうれしい…昔のことを思い出しちゃった」とのセリフを壇上で熱演する。
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■朝子の初恋相手は?
夏八木は、自信満々の百合子の芝居を「くさい」と一蹴、朝子の芝居は絶賛し、朝子に「初恋の人は誰か」を尋ねた。朝子は少し考えて「鞍馬天狗」と答え、夏八木は「(鞍馬天狗を演じた俳優)嵐寛寿郎」とアピールして場を盛り上げる。その場にいた鉄平も朝子の演技力に驚きながら、大きな拍手を送った。
ここから朝子の幼少期が描かれる。百合子が自慢した「キラキラのネックレス」に惹かれた朝子は、キラキラ光るガラス瓶を取ろうとして海に落ちて赤痢に罹患。苦しみながら隔離された朝子のもとに、鞍馬天狗を名乗る少年が訪ねてきて、朝子を励ましながら「キラキラ光るガラス瓶」を置いていったのだ。
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■鞍馬天狗の正体は…
鉄平は、映画の話が立ち消えになり落ち込む朝子を花見に連れて行く。折れた桜の枝を鉄平から受け取った朝子は「私ね、映画スターになりたかったんじゃなかとよ、ちょっとだけ食堂の朝子じゃない人になりたかったと。そんだけ」と本心を明かす。
食堂には薄汚れたガラスの瓶を花瓶代わりにしていて、そこには「鉄平の桜」が飾られている。百合子に花瓶買ったらと聞かれた朝子は「これでよか、鞍馬天狗にもらったと」と吐露、ここで鉄平はその花瓶が鞍馬天狗に扮した自分が渡したガラス瓶だと思い出し、朝子と照れくさそうに見つめ合うのだった。
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■2人の「尊さ」に興奮
回想シーンの鞍馬天狗は、視聴者にも鉄平・賢将のどちらか「正体」がわからないようになっていて、鉄平自身も自分が鞍馬天狗だとは覚えていなかった。朝子の初恋相手が「鞍馬天狗」で、それが自分だと気づいた鉄平の表情は一変、朝子・鉄平の「ときめくシーン」に大きな反響が起きている。
「キュンキュンしすぎて後半尊いしか感想出てこんかった 朝子幸せになってくれ…」「無理、かわいすぎ、一生見てられるこの子達」「鞍馬天狗=俺=朝子の初恋→えっ? えっ? →うふふのくだり、最高すぎてなかなか眠れない。令和最高のきゅんだ」と興奮する視聴者が殺到。
また「お2人とも表情だけのお芝居がうますぎる」「やっぱ神木隆之介演技うまいわ…」と2人の演技力への惜しみない称賛も目立っている。
■神木隆之介&杉咲花の2ショット
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)