日本人ライダーの山中琉聖は、2025年シーズンもMT Helmets – MSiからロードレース世界選手権MotoGPのMoto3クラスに継続参戦することが決まった。
山中は2020年にMoto3クラスへのフル参戦を開始し、今年でキャリア5年目となっている。今年は2022年に在籍していたMT Helmetsに戻り、イタリアGPで3位となり初表彰台を獲得。上位争いにも度々顔を表すようになるなど、成長を見せてきた。
そんな山中は、2025年シーズンも引き続きMT HelmetsからMoto3を戦うことが決まった。山中にとってはこれが同じチームで継続参戦する初めての経験となる。
なお2025年のチームメイトはアンヘル・ピケラスとなる。ピケラスは今年Leopard RacingからMoto3クラスへデビューした新人だが、サンマリノGPで初優勝を果たすなど注目のライダーだ。
MT Helmetsによる山中の残留発表後、彼はSNSを通じて、チャンピオンを目指して頑張っていくとコメントを寄せた。
「2025年もMT Helmets MSiからMoto3クラスに参戦します。初めて2年連続で同じチームから参戦と非常に嬉しいです。世界一を狙い頑張ります」
なおMoto3クラスに参戦している日本人ライダーでは、古里太陽のHonda Team Asia残留が発表済みとなっている。