“世界を覆すハッタリ男”と“凄腕エンジニア”による最強バディが世界に挑む劇場版『トリリオンゲーム』(2025年2月14日公開)。本作に、石橋凌、シシド・カフカ、田辺誠一が新たに参加することが明らかとなった。
【写真を見る】日本初のカジノリゾート開発を巡る駆け引きが展開される劇場版『トリリオンゲーム』 / [c]2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館
2023年に放送された連続ドラマ「トリリオンゲーム」の劇場版作品となる本作。原作は「マンガ大賞2022」にノミネート、「第69回小学館漫画賞」も受賞した、累計発行部数210万部を突破する「ビッグコミックスペリオール」で連載中の人気漫画。天性の人たらしで口八丁な世界を覆すハッタリ男の“通称:ハル”と、気弱だが心優しい凄腕エンジニアの“通称:ガク”が、ゼロから起業し、友情パワーと予測不能な作戦で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと成り上がる姿が描かれる。主人公のハルこと天王寺陽を目黒蓮、ガクこと平学を佐野勇斗が演じる。
ドラマに引き続き、原作の稲垣理一郎による監修のもと、本作では完全オリジナルストーリーが展開される。「トリリオンゲーム社」立ち上げから、資金も会社も大きくなった最強バディのハルとガク。そんな2人が次に挑む事業は、日本初のカジノリゾート開発だ。世界の大富豪たちが集い、一夜にして大金が動く、ロマンと欲望が入り混じる魅惑のカジノリゾートを舞台に、これまで以上に難解な強敵に立ち向かう。果たして、ハルとガクは1兆ドルの夢を叶えることができるのか?いまだかつてない危険と隣り合わせの世界に飛び込む、2人の活躍に期待が高まる。
ドラマから引き続き、今田美桜に福本莉子、吉川晃司、鈴木浩介、津田健次郎、竹財輝之助、原嘉孝、あかせあかり、國村隼ら個性豊かなキャストの再結集も発表されているなか、劇場版キャストも解禁に。
石橋が演じるのは、“世界一のカジノ王”ウルフ・リー。ハルとガクが乗り出す日本初のカジノリゾート開発事業のキーマンで、世界長者番付にも載るマカオのカジノ王。世界中で複数のカジノを経営するウルフと手を組みたいハルたちに、ある条件を命じるが、ハルとは過去になにやら因縁もある様子。鋭い眼光で相手を威圧したかと思えば、不敵な笑みを浮かべ、真意が読めないウルフの役作りのため、本人の発案で人生初の金髪に染めたという石橋が、重厚な存在感で演じる。
“謎の女ディーラー”ラモーナ・タキガワを演じるシシド・カフカ。ウルフの側近であり、カジノでディーラーとしても働くラモーナ。日本初のカジノ開発のため、ウルフと手を組もうとするハルとガクを監視し、行動を共にすることに。ウルフの任務に実直に応えるクールな女性でエキゾチックな魅力を放つシシド・カフカともマッチ。ハルとの大人の駆け引きも展開される。
“財閥企業の社長”宇喜多隼人役でキャスティングされたのは田辺。一足先に、日本のカジノリゾート開発を計画していた、日本屈指の財閥企業である宇喜多グループの社長で、金と人脈を操りながらビジネスパートナーとして黒龍キリカと手を組み、ハルたちの前に立ちはだかる。誠実でクリーンな雰囲気の宇喜多が、巨額マネーゲームにどのように参戦していくのか注目してほしい。
強力な3名の参戦も決定した劇場版『トリリオンゲーム』。駆け引きに騙し合い、甘い誘惑。果たして、誰が味方で誰が敵なのか、日本社会を揺るがす巨額マネーゲームを制するのは誰なのか?前代未聞の予測不能なノンストップ・エンターテインメントに期待してほしい。
■<コメント>
●石橋凌(ウルフ・リー役)
「原作の漫画もファンだった池上遼一氏の作品で興味があり、ドラマの方も蓮君のハル、佐野君のガクのコンビネーションがいままでに無いバディモノで楽しく拝見しました。村尾監督のテンポがあり、リズミックな演出、カメラマンの加藤さんの秀逸な画造りが、今回劇場版に移行する過程で、面白いキャラクター、ウルフ・リーの役をいただきエキサイティングな日々でした。ミステリアスなウルフを演じるにあたり、人生初の金髪、ジェルネイル、ピアスなどを提案させて貰いました。また、今回のセットの豪華さも本作の魅力の一つだと思います。特に美術スタッフに拍手!主演の蓮君は古い言い方になりますが、好青年でナイスガイです。兎に角、一緒に居て、また現場でのパフォーマンス中も本当に気持ちが良い人で、俳優としての才能は硬軟両方の顔、センスを合わせ持ち、それが凄くナチュラルでバツグンだと思います。ほかのキャスト、スタッフのみなさんにも感謝しています。そんなゴージャスな劇場版『トリリオンゲーム』がいよいよ公開されます。日本発の新たなバディムービーを、ぜひみなさん、心ゆくまでお楽しみ下さい!」
●シシド・カフカ(ラモーナ・タキガワ役)
「『ラモーナ・タキガワ』。気を抜いたら名前負けしそうですし、まさかのディーラー役。目黒さんをはじめ共演のみなさんに負けないよう覇気を出す事、ディーラーとしての技術を身につける事に心を砕いた時間でした。華やかな世界観、様々な心理戦、みなさんに楽しんでいただけたらうれしいです」
●田辺誠一(宇喜多隼人役)
「23年夏の連ドラは視聴者として熱い闘いを楽しんでいました。そしてさらにスケールアップした映画版!自分がその世界に入り、ハル君たちと闘うことに興奮しました。2年ぶりに共演する目黒君はハル君そのもので、真っ直ぐな目で熱い想いを持った男としてそこに存在していました。僕が演じる宇喜多も自分が信じる正義とプライドで突き進みます。そしてハル君たちの持っている正義とぶつかり、国際的な大きな闘いが始まります。その人生を賭けたゲームの勝者は!?そしてその先にも二転三転の怒涛の展開が!その闘いをぜひ大きなスクリーンで目撃してください」
文/平尾嘉浩