マンチェスター・シティが公式戦で4連敗を喫した。世界の誰もが驚くこの事実は、選手たちにも衝撃を与えている。だが、そんな苦境を乗り越えてこそ、真の強者だ。
11月9日のプレミアリーグ第11節で、シティは三笘薫が所属するブライトンに1-2と逆転負けを喫した。これでリーグカップのトッテナム戦、リーグ前節のボーンマス戦、チャンピオンズリーグのスポルティング戦に続く4連敗だ。
ジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては、初めての経験となる。常勝軍団の大物選手たちにとっても、移籍してから最も厳しい時期と言えるかもしれない。
だが、米スポーツチャンネル『ESPN』によると、ルベン・ディアスは「昨季もクリスマスの同じ時期に厳しい時期があった。3冠シーズンですらね。3冠を達成したけど、闇の1月なんて呼んでいたほどだ。当時も厳しい時期はあった」と話している。
「常に大切なのは、こういうときからどのように挽回するかだ。だからこそ、僕らのチームはこれほどたくさん勝ってきたんだよ。困難なときこそ気質が出るもので、僕らは団結を保つからだ」
今季のシティはすでにリーグカップ敗退でタイトルをひとつ逃し、プレミアリーグでは首位リバプールに5ポイント差をつけられている。
ポルトガル代表DFは「僕らのレガシーがかかっているんだ」と述べた。
「これほど勝ってきて、リラックスしてとにかく受け入れるのを選ぶのはとても簡単だ。自分たちは十分にやってきたとね。でも、十分やったと言えるのは終わってからなんだよ。僕ら全員がそれをよく分かっている。全員がプッシュし続けたいと望んでいる」
そして、すでにシティがプレミアリーグのタイトル争いから外れたという見方に対してなんと言うか問われると、ディアスは「どうぞ僕らを疑ってくれ」と返している。
インターナショナルブレイク後、シティはリーグ次節でトッテナムをホームで迎え撃つ。4連敗のスタートとなった相手との一戦で、ディアスらは流れを変えることができるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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