【異常】ドン・キホーテのサンドイッチに見る「がんじがらめの現代社会を生き抜く1つの真理」

・真理

いずれも今時珍しい限界突破の極振りサンドである。だが、個人的には最も刺さったのはチーズサンドだった。パンまでチーズに浸されていることは前述の通りだが、具には4種のチーズが入っている。ゆえに……

トースターで3分ほど焼いたらヤバイことになった。

パリッとしたパンから中のチーズがトロけ出してくる! そのなめらかさと豊潤さのチーズの海に召されそうだ。もはやカロリーなんてどうでもいい。

がんじがらめの現代社会。ドンキのサンドイッチはその1つの鎖を外してくれる存在と言えるだろう。考えることをやめる──。それは現代社会を生き抜く1つの真理なのかもしれない。

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・ドンキらしさ

なお、価格は「半熟ゆで卵まるごと2.5個サンド」が税込398円、「食べるタルタルソースサンド」が税込398円、「チーズ好きに捧げるご褒美サンド」が税込498円となっている。

ドンキの弁当・お惣菜ブランド「偏愛めし」の商品であるこのサンドイッチ。偏愛めしの合言葉は「みんなの75点より、誰かの120点」で、その合言葉に違わぬ極振り商品だ。

何かを得ようとするなら、他を捨てる。以前、キャッチコピーにも感じたことだが、本商品にもそんなドンキらしさが強く感じられたのであった。

執筆:中澤星児

Photo:Rocketnews24.