久々の東京旅行ということで東京駅からアクセスしやすいホテルを探していたところ、「ドーミーインPREMIUM小伝馬町 」がヒットした。
東京駅からは歩いて20分ほど。地下鉄日比谷線「小伝馬町」の出口からは徒歩20秒と、アクセスの良さは申し分ない。しかも朝食では、自分で作る「海鮮丼」が食べられるらしい!
駅近に泊まって、温泉に入り、朝は豪華海鮮丼……そんなん最高のホテル滞在になること間違いなしなのだが、私は今、山盛りの海鮮丼を前に後悔の念を抱いている。こんなはずでは……。
・ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町
小伝馬町というのは日本橋の北側に位置する地域。今回初めて訪れたのだが、駅周辺はガヤガヤしてないオフィス街って感じで、落ち着いた印象を受けた。
「ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町」はそんなビル群のなかに存在している。日比谷線「小伝馬町駅」の3番出口からすぐの位置で、走れば10秒程度で着いてしまうくらいの好立地。ドーミーインって駅から少し離れたところが多いイメージだったけど、近すぎてビックリするくらいだ。
ホテル内はかなりコンパクト。このあと紹介する朝食会場をはじめ、お風呂や休憩スペースなどは他のドーミーインと比べるとやや手狭な感じ。
ただ、そもそものキャパが少ないのか、滞在中に人の多さでストレスを感じることは無かったな。テレビで各場所の混雑状況をリアルタイムで見られるしね。
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・ドーミーイン名物 朝食バイキング
温泉に入ってぐっすり眠り、お待ちかねの朝食タイム。
ドーミーインの朝食といったら外せないのが「ご当地逸品料理」! 地域や施設ごとに特色あるメニューが提供されている。
ドーミーイン東京小伝馬町のご当地逸品料理は「海鮮丼」と「肉豆腐」。あとは「季節野菜の炙り焼き」もあるな。
なんといっても注目は「海鮮丼」だろう。朝から刺身が好きなだけ食べられるって幸せだ。昨日の夜からワクワクが止まらなかったぞ……!
ラッキーなことにちょうど空いてる時間に入れたようだ。会場にはすでにおいしそうな香りが満ちているが、どんな料理があるかさっそく見ていこう。
まずは安定の小鉢メニュー。何度かドーミーインに泊まっているが、「サーモンの塩麹和え」や「柿とほうれん草の白和え」は初めましてだな。
いろとりどりの季節野菜の炙り焼きに、
ご当地逸品料理の「肉豆腐」。バイキング会場に漂う食欲そそる匂いの発信源はコレだった模様。
そして楽しみにしていた海鮮丼コーナーがやってきた。ネタはオクラを含めて4種類で、ご飯は赤酢を使った酢飯。丼にネタをこんもり盛り付けて着席だ。
海鮮をたくさん食べたかったので、ほかのオカズは控えめにしといたぞ。それでもついつい取りすぎてしまうのは、ラインナップが魅力的過ぎるのが悪い……!
もちろん海鮮丼から頂こう。見て下さい、この輝き……!
具材がマグロ・サーモン・シラスっていうのは事前に分かっていたのだが、まさかサーモンにイクラが混ざっているとは! 思わぬプレミアムに感謝~!
赤酢なので全部赤っぽくなってしまっているが、問題なくおいしい。醤油をたくさんかけなくても、塩味の強いイクラやシラスが味のアクセントになっている。最初からどんぶりに盛りすぎてしまったが想像以上のおいしさだったのでペロリといけちゃいそう……!
ほかのおかずももちろんうまい。野菜は完璧な焼き加減だし、ソーセージも炙りだからかいつもより特別おいしく感じるな。
味噌汁はきのこ汁。具材たっぷりでなんだか祖父母の家に帰ってきたかのような味だ。沁みる〜!
もちろん、ドーミーイン朝食でお馴染みオムレツも目の前で焼いてもらったぞ。
……と、ここで想定外の事態が起きてしまった。もう1つのご当地逸品料理である「肉豆腐」がおいしすぎたのだ。
派手な海鮮丼にばかり意識がいってしまっていたのだが、この肉豆腐、正直海鮮丼よりやばくないか?
バラ肉にプラスして牛すじがたっぷり入っているからか、とにかくコク深い! 牛肉の旨みがつゆに溶けだしていて、白米泥棒な味に仕上がっている。
あまりの旨さに、オンザライスつゆだくで食べなければ! と思ったものの、目の前に立ちはだかるのは山盛りの海鮮丼。10分前の自分よ、なぜ酢飯をお茶碗山盛りによそってしまったんだ……!
まあ海鮮丼と一緒に食べても問題なく美味かったんだけどね。欲を言えば、1杯目は海鮮丼、2杯目はつゆだく肉豆腐丼で食べたかった……!
ほんと、バイキングでは1杯目の米は控えめに盛るべきだな。数十年生きてきて「今更かよ!?」って感じなのだが、ようやく今回でしっかりと学習することができた。今後はこの経験を活かして食べ放題に臨みたい。
参考リンク:ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.