14日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、甲子園出場の夢破れた翔也(佐野勇斗)が発した“前向きな一言”が話題を呼んでいる。

■夢への道は「書き換えればいい」

高校最後の夏、惜しくも破れ甲子園出場は果たせずに終わった翔也。

翌日、結(橋本環奈)は翔也に「残念やったね」と声を掛け、「けど、甲子園に行けんでも、一生懸命やることの大切さ、伝わった。やけん、もう落ち込まんで…」と気遣うが、当の翔也は「落ち込んでねぇぞ?」とケロリ。

試合に負けて号泣はしたものの既に前を向いているといい、監督が紹介してくれた大阪の社会人野球チームで3年間頑張り、プロ野球選手になると宣言する。

結は翔也が持っていたメジャーリーガーに至るまでのビジョンを書いた「サクセスロードマップ」通りにいかなかったことについて触れるが、翔也は「んなもん書き換えればいいべ!」「最終的に夢に辿り着ければ、それでいいべ!」と笑った。

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■「刺さりました」「見習いたい」

このポジティブ発言に、視聴者からは「なんて素敵な言葉なんでしょう」「夢計画、ダメだったらまた書き直せばいいのヨン様の思考は惚れる」「翔也の前向きさ、刺さりました。今日も頑張れそうです」「この人についていったら人生が楽しくなると思う」などと反響が。

なかには「ピッチャーはスタミナもですが強いメンタルが大切なので、すぐに気持ちを切り替えられる翔也くんはやはりピッチャー向きなのかもしれません」との声もあり、「翔也のマインド見習いたい」「かっぱ改め福西のヨン様(翔也)の『人生うまくいかない、書き換えればいいべ!』の柔軟メンタルが欲しい」と羨む人もいた。

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■ポジティブ思考がまるで…

一部では「超ポジティブで逆に心配になる」との声も上がった翔也の考え方だが、「メンタルが大谷くん」「翔也くんがロードマップは書き換えればいいと言ったの聞いて、1敗もできない状況で2勝すればOKと言った大谷さんを思い出してしまった(笑)」とロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手を彷彿とする声も。

大谷選手は10月のナ・リーグ地区シリーズ第3戦惜敗で1勝2敗とパドレスに王手をかけられた際、崖っぷちに立たされながらも「2連勝すればいいゲームだと思っている。後がないという感覚が今の僕にはない」といった内容の発言をするなど、ポジティブ思考の持ち主。

翔也の置かれた状況は全く違うものの、「常にポジティブでメンタルの強さは(大谷選手に)似てる気がするんだ」「大谷翔平くらいポジティブなヨン様、かっこいいぞ!」などとその思考が似ているように感じた人は少なくないようで、「ああこれは大器だ」との声が上がっている。

(文/Sirabee 編集部・今井のか