現地時間11月14日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選(グループB)の第5節で、勝点10で首位の韓国は、同3で5位のクウェートと敵地で対戦。欧州の名門で活躍するソン・フンミン(トッテナム)、キム・ミンジェ(バイエルン)、イ・ガンイン(パリSG)や、Jリーグでプレーするオ・セフン(町田)が先発に名を連ねた。
開始10分、そのオ・セフンがいきなり結果を残す。ファン・インボムが敵陣中央から上げたクロスに力強いヘッドで合わせ、幸先良く先制点を挙げた。
勢いに乗るアウェーチームはさらに19分、ソン・フンミンが相手のファウルで得たPKを自ら決め、リードを広げる。32歳の頼れるキャプテンは、130試合目にして代表通算50ゴールを達成した。
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クウェートを圧倒する韓国は以降も押し込み、ビッグチャンスを作るが、なかなか3点目は奪えない。すると、60分にまさかの失点。ペナルティエリア内でパスを受けたモハマド・ダハムに強烈なシュートを叩き込まれた。
流れを変えるべく、直後に2枚替えを敢行。イ・ミョンジェに加え、怪我明けでコンディションがまだ100%ではない部分もあってかソン・フンミンも下げ、イ・テソクとストークで瀬古樹と共闘するペ・ジュノを送り込む。
すると、この交代策が的中する。74分にペナルティエリアでパスを呼び込んだペ・ジュノが、鋭い切り返しから右足で流し込み、リードを再び2点とする。
このまま3-1でタイムアップ。韓国は第1節のパレスチナ戦こそ、まさかのスコアレスドローに終わったが、その後は4連勝を果たし、首位の座をがっちりキープした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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