11月14日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第5節で、日本と同じグループCの4位バーレーン代表と5位の中国代表が前者のホームで対戦した。
この一戦で最初に決定機を迎えたのは中国だ。11分、チュー・チャンチエのクリアボールに抜け出したチャン・ユーニンが右足のシュートを放つも、相手GKルトファラの好守に阻まれる。
一方のバーレーンは15分、左からのマルフーンの際どいクロスにアリ・マダンが飛び込み、ダイレクトで合わせたが、押し込み切れなかった。
その後は一進一退の攻防が続き、両チームともにゴールは奪えず。スコアレスのまま前半を終える。
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後半に入って53分、中国はシュイ・ハオヤンの右CKにチャン・ユーニンが頭で合わせたが、バーレーン守護神に右手一本でセーブされる。
バーレーンは58分に左サイドからドリブル突破を図ったマルフーンが、敵陣ペナルティエリア内で倒されるも、PK獲得とはならなかった。
終盤、バーレーンが猛攻を仕掛ける。87分にはアル=マールードの浮き球パスに反応したアリ・ハラムが胸トラップから右足のボレーを叩き込んで先制かと思われたが、オフサイドでノーゴールと判定される。
すると90+1分、中国が左からの折り返しにチャン・ユーニンがダイレクトで合わせてゴールを奪った。
このまま1-0で終了し、バーレーンは初戦のオーストラリア戦(1-0)以降、4戦勝ちなしに。一方、劇的勝利を飾った中国は、最終予選2連勝となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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