現地時間11月14日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選(グループC)の第5節で、日本に次いで2位のオーストラリアと3位のサウジアラビアが、メルボルンで対戦。互いにゴールを奪えず、スコアレスドローで終わった。
サウジアラビアは先月24日に、成績不振で名将ロベルト・マンチーニを解任。エルベ・ルナール監督を再招聘したなか、新体制初陣で最大のチャンスが訪れたのは、終了間際だった。
90+3分にFKからの流れで、直前に投入されていたスルタン・アルガンナムがシュート。すると、ゴール左隅に吸い込まれ、土壇場で勝ち越しと思われた。しかし、相手GKの前で股を通してボールをスルーしたアリ・アルブライヒが、オフサイドポジションにいたとして、劇的弾は幻となった。
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サウジアラビア代表公式Xの結果を伝える投稿には、「マンチーニの時とは全く違う」「自信とスピリットが戻ってきた」など新体制を肯定するコメントとともに、得点取り消しへの批判も。次のような怒りの声が続々と寄せられている。
「一体どうやったら取り消しになるんだ?」
「GKの視界はクリアだ」
「審判のレベルはアマチュアに近い!」
「オフサイドというサッカー界で最も愚かで最も腐ったルールを見直すべき」
「誤った判定さえなければ、我々は勝っていた」
サウジアラビアは19日に行なわれる次節で、15日に日本と戦うインドネシアと敵地で相まみえる。正真正銘のゴールを奪い、新体制初勝利を掴めるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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