画像はAIで生成したイメージ
この夏、SNS上で大論争となり、多くの著名人も議論に参戦する騒動となった、焼肉チェーン『牛角』の女性半額キャンペーン。この論争が、別の焼肉チェーンで再び繰り広げられた。
今回話題になったのは、全国に40店舗以上を展開する『本格焼肉 カルビ大将』だ。
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同店は11月11日(月)からの平日5日間、アプリ会員限定で食べ放題コースの女性半額キャンペーンを実施。大人の女性客は税込5258円の「至福コース」が2629円に、4378円の「厳選コース」が2189円となる。
同店が公式Xでこのキャンペーンの告知を行ったところ、一部男性ユーザーから怒りの声が殺到。男性と子どもは通常料金のまま、“女性だけ”がお得なため、「男性差別だ」というのだ。
運営会社に見解を問い合わせたところ…
また、『牛角』の騒動を引き合いに出し、《牛角があれだけ炎上したのに、なんでまた誤ちを繰り返すんですか?》《2ヶ月前の牛角のことを覚えてないのか》などといった声が相次いだ。
『牛角』騒動では、9月4日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、遠野なぎこが「絶対とは言いませんけど、圧倒的に女性の方が食べる量が少なかったりするわけだから、何をそんな小さいこと言ってるのよね」と一蹴。 MCのふかわりょうは、「男性みんながこれに文句言ってるかというと、それは違う。この誤解が一番しんどい」と、文句を言っているのはあくまで一部の男性のみだと指摘している。
一方で、弁護士の橋下徹氏は同5日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、女性の方が食べる量が少ないデータに基づいて実施を決めたとしている『牛角』側に、「男女じゃなくて、食べる量でこれぐらいにしますよと。男であろうが女であろうがってやっていく時代にしないと」などと苦言を呈した。
ひろゆきこと西村博之氏は『牛角』批判に同調し、同日配信の『Abema Prime』(ABEMA)で「値段にかかわらず、やってはいけないこと」などとし、東京大学のジェンダー論・瀬地山角教授と論戦を繰り広げている。
今回のキャンペーンについて、『カルビ大将』の運営会社である株式会社アトムに、(1)キャンペーンの目的、(2)一部で男性差別ではないかと言われていることへの所感、(3)実際のキャンペーンの反響の3点を問い合わせたところ、期限までに回答はなかった。