11月16日&17日に『ポケモンGO』で開催されるリアルイベント「ワイルドエリア:福岡」に合わせ、福岡のガイドブックを購入したり、「福岡 グルメ おすすめ」と検索したトレーナーも多いはず。
そこに必ずといって良いほど名を連ねるのが「ウエスト」「牧のうどん」「資さんうどん」の福岡3大うどんと呼ばれるお店。
全部行こうとすると全日程のうち3食がうどんになってしまいますし、「あんまり違いがわからなかったらどうしよう」という不安もありますよね。
元関東住みによる3大うどんのファーストインプレッション
というわけで、東京在住歴30年、福岡移住歴8か月の筆者が、各店舗のうどんを食べた時のファーストインプレッションを忖度なしで書いていきます。
※なるべく公平を期すため、全て肉ごぼう天うどんを注文しています。
▲まずは「ウエスト」。
福岡のうどんは柔らかいと言われていますが、ウエストのうどんが一番皆さんが普段食べているうどんに近い食感。
ごぼう天のサイズは小さめですが数が多く入っていますし、肉の厚みもしっかりあるので、具材の存在感もバッチリ。
スープはかなり出汁のきいたタイプで、強い味ではないものの、芳醇な旨味が広がります。京都あたりのうどんが好きならドンピシャかも。
▲次は「牧のうどん」。
特筆すべきは麺の柔らかさ。伸びているわけではなく、シルクのような滑らかさで口当たり抜群。
おそらく、福岡のうどん=柔らかいは、牧のうどんのイメージが強いのかなと。
ごぼう天は衣厚めのホクホクタイプ。ふんわりとした旨みの広がる優しいスープをしみしみにして食べるのがおすすめ。
肉は甘辛いタレでネギと一緒に煮込んであるタイプ。クッタクタでご飯にも合いそうな味わい。このタレがスープに馴染んでいくのがウマイんだなぁ。
▲最後は「資さんうどん」。
麺はウエストと牧のうどんの中間くらいの柔らかさ。
特筆すべきはごぼう天の食べ応え。フライドゴボウと形容しても良いほどサクサク。そしてゴボウの香りも強め。しかも110円で5本トッピング。
出汁は関西っぽさがあり、鯖や昆布の風味が強いという印象。
メニューにおでんだったり、ぼたもちがあったり、トッピングメニューが多かったりと最もカスタム性の高いうどんがこれかも。
福岡うどんの虜になって帰ってください。そしてまた来てください
どのうどんが一番美味しいというのはなく、本当に三者三様な味わい。
3店舗ともタイプが全く違いますが、逆にいうとこの3杯のうちのどれかは自分にハマるのがあるはず。
このうどんラッシュがクセになってしまい、うどんのために福岡を再訪するという人も少なくないそうなので、ぜひワイルドエリア中にお気に入りの1杯を見つけてみてくださいね!
(執筆者: edamame/えだまめ)