2年連続リーグ最強打者「ハンク・アーロン賞」を受賞した大谷翔平。前人未到の快挙にド軍公式SNSが特別写真で祝福

 史上初の快挙だ。

 現地11月14日、MLBの表彰式典「オールMLBアワード」が開催され、各リーグで最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」にロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が選出された。ア・リーグで選ばれた昨季に続き2年連続2度目の受賞で、両リーグでの受賞はメジャー史上初となる。また、最優秀指名打者となる「エドガー・マルティネス賞」、最高の選手でチームを構成する「オールMLBチーム」にも選出された。

 史上空前の受賞ラッシュである。ドジャース移籍1年目の今季は159試合に出場して打率.301、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036と異次元のハイスタッツを記録した大谷。前人未到となる「50本塁打-50盗塁」を達成し、本塁打と打点のリーグ2冠。勢いそのまま初のポストシーズンに進出しワールドチャンピオンにまで駆け上がる、まさに歴史的なシーズンを送った。
  スーパースターの文句なしの受賞にはチームも賛辞を贈っている。ドジャース公式SNSは「ショウヘイ・オオタニが2024年ナショナル・リーグのハンク・アーロン賞を受賞!」と投稿。「WINNER」と大きな見出しをつけ、右手人差し指を掲げてナンバー1と自負するような大谷の特別な写真を添えた。

 ア・リーグからナ・リーグに移ってもリーグ最強打者の勲章を2年連続で手にした。そして、受賞が確実視されるリーグMVPは現地21日(日本時間22日)に発表される。

 シーズンオフでも、球界スターの話題はまだまだ尽きることはない。

構成●THE DIGEST編集部

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