14日深夜放送『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でお笑い芸人・ケンドーコバヤシらが後輩芸人・インパルスの堤下敦を一喝する場面があり、大きな反響を呼んでいる。

■ハマっていない芸人達

この日は東野幸治が、堤下やトータルテンボス・大村朋宏ら「アメトーーク!にハマってない芸人」を引率。番組常連のケンコバや品川庄司・品川祐、ウエストランド・井口浩之らと一緒に「なぜ彼らが同番組に呼ばれないのか」その原因を探っていった。

堤下が出演回数わずか2回と明かすと、井口らは「もっと出てそうですけどね」「あの…いい時期というか、その」と言葉を濁しながら言及。堤下は「悪い時期はないよ」とふてくされた表情で返すと、ケンコバは「『悪い時期ないから』ってお前、悪い時期だらけやろ」と怒りのツッコミが飛ぶ。

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■ケンコバが一蹴

堤下は2017年6月と10月、さらに22年6月に自動車事故を起こし活動を自粛していた時期がある。

ケンコバの指摘に堤下はヒートアップしながら「(悪い時期)だらけってなんですか。だらけではないでしょ」と猛反論。それをケンコバは取り合わず、「お前がやったことやろ」「人生の半分は悪いことだらけやろ」と一蹴した。

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■堤下の態度に「ドス効かせるのやめようや」

さらに、「なぜ番組に呼ばれないか」を堤下が自己分析し、「失敗エピソードが弱すぎる」と発表すると、東野は「いや、強すぎるねん」と苦笑。周囲からも「強すぎるから」とイジられたが、「あれ(不祥事)はエピソードじゃないです」「あれは失敗行動」と堤下は持論を展開した。

そこで試しに、堤下が「腰にコルセットを着けたまま寝てしまい、起きたら痛くなった」との失敗エピソードを披露したが、スタジオは静まり返る。

品川は「その…弱い弱くない以前の問題」と指摘すると、堤下は「以前っていうのはどういうこと」と鋭い目つき・低い声で返したため、東野らは笑いながら「違う違う、ドス効かせるのやめようや」と注意していた。

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■ケンコバ「ボコボコにしてたぞ」

緊張のせいか大量の汗をかきながら、険しい表情・低い声で対応して空気を悪くしてしまった堤下。ケンコバも「さっきの俺とのやりとりも『なんやおら』みたいな。カメラ回ってなかったら俺ボコボコにしてたぞ」と厳しくも愛ある説教を繰り返す。

視聴者からも「緊張しすぎてるんじゃないか?」「がんばれ堤下」と堤下を心配する声が散見。「東野ケンコバ田中 vs 堤下とか最高」とやりとりを楽しむ声も少なくなかった。

(文/Sirabee 編集部・サバマサシ