お笑いコンビ・かまいたち濱家隆一が15日、コンビのYouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』に出演。準優勝に終わった『M−1グランプリ2019』の裏話を語った。

■ラストイヤーで『M−1』準優勝

コンビの活動年数による制限で同大会がラストイヤーだったかまいたち。「コーンフレーク」を題材にしたネタで一大旋風を巻き起こしたミルクボーイに敗れ、惜しくも準優勝となった。

きょう15日の動画では、濱家と相方の山内健司が普段のネタの決め方について話す場面があり、そのなかで同大会のネタ決めにも触れる。

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■準決勝でネタを変更

賞レースでは基本的に直前でネタを変えないそうだが、「最後の『M−1』だけやんな。ほんま直前で変えたのは」と濱家。準決勝の2週間前にネタを変更していたらしく、「1年やってきたことを捨てて2週間で(準備した)」と振り返る。

使おうと思っていた変更前のネタは「寄席でウケるけど、最低7、8分のネタやからこれはちょっとアカンわ」と、大会規定の4分に合わないと思い、急遽別のものにしたという。

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■濱家「優勝やんこれ」

そこで選んだのは、スタジオジブリの名作映画『となりのトトロ』を山内が1度も見たことがないと自慢するネタ。これは「大昔に1回だけ単独でやったようなネタ」だったとのこと。

先に山内から「トトロのネタやろか」と提案したそうだが、濱家は「俺もその1秒後に『トトロのネタどう?』って言おうとしててんやん」と話す。

「すごない? 数ある膨大な(持ちネタの)中から、しかもあんまやったことないあれを(2人とも選ぶ)っていう」と、ミラクルが起きたため「優勝やんこれ」と確信していたそう。

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■視聴者「まじで2019は優勝やと思った」

『M−1』出場時のエピソードを語った濱家。

動画の視聴者からは、「M−1優勝確信したみたいな、コンビの相性抜群エピもっと聞きたい〜」といったコメントや、「2019年のM−1はミルクボーイもすごく面白かったけど、自分の中ではかまいたちが優勝でした」「まじで2019は優勝やと思った笑」と思い返すコメントが寄せられている。

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■『M−1』ラストイヤーを振り返る濱家
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ