山形県のご当地グルメである「鳥中華」は、日本そばの和風出汁にラーメンの黄色い中華麺を入れ、鶏肉などの具をトッピングしたもの。今回は「山形県の鳥中華の名店」というテーマについて見てみましょう。
山形県の鳥中華の名店
鳥中華発祥の店とされているのが、1861年創業の天童の老舗「水車生そば」。もともとはお店の“まかない”として食べられていたものが広まったと言われています。そばつゆには黒コショウがきいており、具は鶏肉、天かす、海苔、三つ葉、白ネギなど。あっさりとした中にも鶏肉や天かすのコクがあり、県内で鳥中華を味わうには外せないお店です。
「寿々喜そば屋」(漆山)も鳥中華が名物のお店で、甘めのつゆに山盛りのネギが特徴。「栄屋本店」(山形)は、山形のもうひとつの名物である「冷やしラーメン」の名店ですが、太麺を使った鳥中華も人気です。「肉そば鳥中華 ざぶん」(北山形)は、店名の通り肉そばと鳥中華の専門店で、「つったい(冷たい)鳥中華」「あっつい鳥中華」のいずれも、間違いない味と美しいビジュアルの両方をかねそなえた一杯がいただけます。
このほかにも「麺辰」(山形)、「新旬屋 本店」(新庄)、「そば処 きむら」(蔵王)、「そば処 一庵」(天童南)など、まだまだある山形の鳥中華の名店たち。あなたが好きなお店はどこですか?