SMDV
ライトメーカーではないが、今回のInter BEE 2024では注目を集めているライトアクセサリーメーカーのSMDV。ここではやはりFlip Bounceを簡単に紹介したい。
一見するとバルーンタイプのソフトボックスと思われるかもしれないが、上記でも述べたようにバルーンタイプのソフトボックスでは光源の芯が残りやすい。まんべんなく同じ光量でライティングしたいとなると面倒なことになりがちだ。
そこを解決してくれるのがFLIP BOUNCEの考え方で、光源から放たれた光を直接ディフューズするのではなく一度バウンスさせてからディフューズさせている。それにより、広い光源をディフューズさせていることになり、より光源の芯が残らない美しいライティングを行えるようになっている。
今回、サイズのラインナップも3種類に増えたので、そのへんの違いなどもぜひ会場でご確認いただければと思う。
以上、3日間にわたり駆け足で紹介してきたが、筆者も3日間では到底回り切ることができていない。筆者が注目したポイントが偏っていることなどはお許しいただければ幸いだ。
ただ、年に一度の映像の祭典がこうして60回を数え、コロナ禍なども乗り越えて今年も開催されたことは映像業界にとってはありがたいことである。また来年今年以上に盛況になることを願ってやまない。